玉さん(玉井詩織)ソロコンの感想です。

 


他のももクロメンバーが
普通にソロコン演ってんのに、
1人だけ頑なにソロコンを拒んでいた玉井さん。


さっさと演っちゃった方が
ファンの期待値も上がらないで楽なのに。。。

と当初は苦笑いで済ましていたけど
数年経っちゃった頃には
ハードル上がりすぎてもう無理だわ(T-T)
と諦めた。


諦めかけていた。。。
じゃ無いのよ。


完全に諦めていた


それを今になって演るとはね。

 


ハロのかりんちゃん(宮本佳林)の場合も

そうだけど、
推しのコンテンツってなると
興行的に成功するかなー⁈
と人一倍心配になる。


まあ、当人にとっては
余計なお世話‼︎
なんだろうけど(笑)


正直、ソロコン開催の喜びよりも
観客の期待値を超えたライブになるのか
って不安の方が大きくて。


で、その不安を一層膨らませてくれちゃった
のが毎月リリースした12曲


1曲1曲はクオリティ高いんだけどね。


普通過ぎると言うか。


クセが強くて尖った曲
見当たらなかったんだよね。


あれ、この曲さっき演らなかったっけ?
と思っちゃうくらいのっぺりとしたライブ
なる予感しかしなかった訳よ。

 


でも、蓋を開けたら、
歌って聴かせたりダンスで魅せたり
楽器演奏をしたり
メリハリがはっきりしている内容。


企画構成の大勝利‼︎
と言ったら、まあそうなんだけどね。


歌も頑張ります!
ダンスも頑張ります‼︎
楽器演奏も頑張ります‼︎!
みたいに欲張っちゃう
どれもこれも中途半端になるケースが多いのよ。


どれをとっても高クオリティのコンテンツ
仕上がってるのは
玉さんの底力に他ならない。

 


メンバーの中では器用な事で有名な玉井さん。


ももクロ初挑戦!
みたいな企画だと大体好成績なのは彼女。


客観的に見ると
その卒の無さが逆につまらないのか
ももクロChanでは中々メイン企画
恵まれなくてね。


他メンの企画にゲスト出演すると
抜群の安定感があるから
ももクロのスーパーサブなんて
有り難くもない肩書きまで付いちゃって。


そんな状況に対して
器用貧乏じゃなく、器用富豪を目指します‼︎
と強く語っていた訳だけど。


この大一番でその器用富豪っぷりを
見せつけてくれるとは(≧∀≦)

 


来年も演るかは分からない。

みたいな事を本人は言っていたけど、
実際問題として。


このライブ
って相当の準備期間があったんだと思う。


スタッフさんにしても玉井さん本人にしても。


玉さんの気分次第だけで
どうにかなる話ではなく、
本体のももクロの活動
それ程活発じゃなかったからこそ
成し得た興行だったんじゃないかな。


なので。
来年は本当に演らないかもしれないし、
演ったとしても今回のクオリティには及ばない

かもしれない。


そういった点でも
玉さん推しには必見の円盤だと思います(^^)

 


そして最後に。
現場参戦した時も書いたけど、
大事な事なのでもう1回書いちゃいます(^^)

 

 

 


玉ノフで良かったー‼︎

 



新曲の中ではロックテイストの一際濃い
7月曲 HAPPY-END。


本ライブの軸に据えると予想してたのに
いの一番に消費されたのは度肝を抜かれました。

 

 


そして。
ももクロ曲の中では随一の玉井曲である

ROCK THE BOATが2曲目。


ライブの中心を担いそうな2曲が早々に
登場してしまった訳だけど。


早い段階で
思っているライブ構成と全然違うぞ!
と気づかせてくれたのはかえって良かったわ。


 


誕生日月リリースの泣くな向日葵。


玉井さんの写真のイメージから

各々の曲を作ったらしいけど、
どストレートの玉井詩織って言ったらこれだよね。

 

 


なんかの曲で
ダンスする曲には聴こえないけど
がっつりダンス!
みたいな事をコメントしてたけど。


ダンスで意外性のあるシーンと言ったら
天国のでたらめに尽きる。


純白の長いスカートが翻る間奏のダンスは
ただただ美しい。


出だしはピアノ演奏で始まるし、
一旦終わったかと思わせて
ラストのしっとりパートで泣かせに来る
凝った曲編成が売りの楽曲だしね。


フックが多くて
一際印象に残るパフォーマンス。

 

 


何が何でもライブで演って欲しい曲かどうかは

置いといて
新曲の中で1番の良曲は11月曲の
ベルベットの森だと思う。


セトリでも扱いが良い位置でちょっと嬉しい(^^)

 



ダンスパフォーマンスで魅せます‼︎
って曲は漏れなくめっちゃいい出来。


見応えのある揃えたダンスって
腕の角度とかがみんな一緒
ってのも大事だと思うけど、
何よりも大切なのはリズムだと気付かされる。


ホント、観ていて気持ちイイわ(≧∀≦)

 

 


...愛ですか?は
まさかのアコースティック路線。


これはこれで悪くはないんだけど、
やっぱりこれじゃない感は拭えない。


まあ、涙目のアリスと同じテイストじゃ
芸が無いってのも分かるし、
2回目に温存したいけど演らないわけにもいかない状況下での折衷案なんだろうけど。

 

 


ももクロ曲はガツンと来るコール曲を多用するだろう。
って予想も大外れ。


天国のでたらめ、モノクロデッサン辺りを
引っ張り出してくると予想出来た人って
ガチで稀なんじゃないかな。


でもまあ、玉さんのふんわり歌唱と相性良く
ってこの選曲をした人は褒めてあげたい。

 

 


コールチャンスが少ないステージだったけど
完成度の高い内容だったんで文句を言う人は
少ないだろう。


が。
元来ももクロファンはコール大好きだからね。


待ってました‼︎
と言わんばかりの走れ! はガチでやばかった。


一片の悔いも残らない
「しおりん、わっしょい‼︎」コールを
しなければ‼︎
と、めっちゃドキドキしたのは良い思い出だわ(^^)

 

 


メンバーの中では元々歌が上手い方だった
玉井さんだけど油断のしすぎか、
ライブによって出来不出来の差が1番あったのも

事実。


だけど、本ステージは気合い充分。
なんの心配も要らない。


終始安定感のある歌唱を披露し続け、
ラストを見事に飾ったのは涙目のアリス。


玉井史上最高の仕上がり

と言っても過言じゃない(≧∀≦)