『乙女座、始まる。』
占星学、ホロスコープの原理である12星座。
「座」とは、「くら」と読み、
高く設けられた場所という意味があります。
つまり、星座をイマジネーションした
太古の存在は、星が自分たちから決して
手の届かない場所にあることを知っていて
「星座」としたのでしょう。
だから、宇宙に星座はありません。
あくまで、地球から見たときに
星までの距離も、大きさもバラバラで、
近い星もあれば遠い星も、また、大きな星や
小さな星があって、明るくわかりやすい恒星が、
夜空の一部分でなんとなく、「そんな形」を
しているな...ということで、星と星を繋げて
みたのが星座の正体です。
実は、これは「成長する意識」の象徴。
草木、花といった植物が、種から発芽し
茎が伸び、やがて花を咲かせ実を付け、
また、種子を飛ばして大地に落とし.....
この成長過程(輪廻)を夜空の星に
反映させたのが12の星座なのです。
夜は必ず朝になる
冬は必ず春になる
今日苦しくても、
明日はきっと幸せになる....
それが、人生であり、
宇宙の法則。
来週、22 日(月)からの1週間は、
とてもダイナミックな星の動きがあります。
時系列で並べていくと....
22日:月の距離が、この1か月の中で
最も近くなります。(36万7050km)
月と天王星がコンジャンクション。
23日(火)処暑 乙女座が始まります。
24日(水)小惑星パラスが地球に最接近します。
火星とアンタレスが最接近します。
火星と土星がコンジャンクション。
25日(木)月は下弦です。
8/18の満月は水瓶座で起こり、
「殻を破り潜在的な可能性を試す」ことが
テーマでした。
そして、次に目指すのは「9/1の新月」。
乙女座でのスタートになり、今までの自分を
しっかり分析して、浄化して、調整して
完璧な自分で、「木星・天秤座時代」を
迎えるという流れです。
9/1、今回、乙女座での新月は「日蝕」になり、
日蝕とは、新しい魂の誕生を意味します。
人の細胞はおよそ37兆個あって、日々
少しづつ入れ替わりながら、およそ6年で
全てが入れ替わるそうです。
今年の9月。正確には9月9日から
木星が天秤座に入り、地球全体が新しい
波(サイクル)に入ります。
私たちの中にある魂も、新しいサイクルに
入ると考えてよさそうです。