無事に路上試験が終わり残りは、縦列駐車のみ!


「はい、そこ止まって始めてください!」


久々の縦列駐車だな


え~っと確かポールと運転席が、平行になったらハンドル切るだよな、


ウィーーーーンエンジンがうねりをあげる!


エンストしないように窓を開けて、後ろを見る!


ぎりぎりか、再度ハンドルを切り何とかおさまったか?


ちょっと斜めなんで、少し戻すか!



う~んなんとか収まったかな?


「終わりました」



黙ったまんま



「終わったと思います」



「終わり?ほんといいの?」



老眼鏡の上から顔をのぞきこむ教官

この顔を今でも、思い出す!



「はい、大丈夫だと思います」


「はい、では、出発点まで戻って」


「はい」


少しバックして、後方を確認しつつ発車したときである!


「終わってないじゃん!バックしちゃだめだよ!もったいないよ!ヒントあげたのに!」


なに言ってんだこのオヤジは?


「もう少し後ろに止めないと発車出来ないでしょう」






えっ




そうなの?





つづく