SAGGAのブログ -LIFE IS FULL OF DRAMA- -15ページ目

NEW XKHALIVAS FREE DL "COLD GUN "

明けましておめでとうございます!

今年も俺の下らない話に付き合ってくだされ

して

元旦早々

酔っぱらいのおばさんが

思いっきり転けるのを目の当たりにし

気を引き締め直した朝

XKHALIVAS

より

FREE DL EXCLUSIVE

COLD GUN

本日公開


おとせがわりに


飲み干してくれ


今年も宜しくお願い致します!



http://youtu.be/C8oiZnF7R2U

XKHALIVAS NEW Shit "HARDEST " と あけ



師走に

急がせられた細胞が

余計なアルコールを摂取し

身の丈のアルゴリズムを狂わし

記憶は遥か彼方のクラウドへとんだ


一体どうやって帰ったのか

ある時を境に

何も覚えていない恐怖

ただ

体中には無数の傷

ポケットには折れたタバコに

引く位の大金

電話がなる

ぼーっとした覚醒前の脳ミソが本能に叩かれ ざわつく胸の高鳴りが 電話をとらせた


XKHALIVAS NEW COLLECTION ALBUM

NEMESIS

より第三弾シングル

HARDEST

Ft FRG & 迷子 pro by XKHALIVAS

聞いて下さい

私の話の続きは 胸が痛すぎて 今はかけないので

許して下さい

優しい曲を作りました

あわ




多分

俺はどこかの島で

ゆっくり海でも眺めながら

まったり生きたいのだと思う

この街は

人が多すぎる

でも

こんなに人がいるのに

人肌恋しい

なんでも在るのに

何故か心は虚無だ


自分が自分で有るために

自分を犠牲にして生きる矛盾

誰かを愛してるけど

誰でも愛せる矛盾

自分の価値は自分では決められないのに

自分が価値あるもので有るためには

自分しか自分を繋げない矛盾

自分の中ですら

これだけ矛盾があるのに

自分に対する世界は

更なる矛盾が矛盾を生む


透き通るような冷たい朝日が真っ裸な木々を焼く

何故か最近は 朝が嫌いだ

カンカンカンカン

ハイヒールで必死に走るも

歩く俺より遅い御姉様の矛盾

カンカンカンカン

その御姉様をガン見しながら 朝の散歩を爽やかに楽しむじい様の矛盾

グヘグヘグヘ

自分の家の前の落ち葉をホウキではき 道路を落ち葉だらけにする大家の矛盾

シャッシャッ レレレのレ

健康気にして乳酸菌たっぷりヨーグルトを飲みながらタバコを一服するサラリーマンの矛盾

フウー

駅についた

オシャレして可愛いメイクをして皆から羨望の眼差しを欲してるギャルが おじさんに見られて眉間にシワ寄せる矛盾

他人に迷惑かけないように列を作り電車を待ってるのに

電車に入りきらない人々が他人を潰して乗り込む矛盾

痴漢反対とか正義を振りかざす世間なのに

アイドルのグラビアが散見される車内の矛盾

音漏れを気にする大人さを得てるのに

少しぶつかっただけで切れる新米社会人の矛盾

他人の事をばい菌扱いしてマスクを着けてるのに

その本人が一番不健康そうな顔色をしている矛盾

人生急がば回れ なんて言うくせに

ダイヤ調整で一時停止に切れるおじさんの矛盾

大してすまないて思っているのに

遅延を謝る車掌の矛盾

誰もが矛盾を抱えてる

ならば

せめて

せめて俺だけは

矛盾に打ち勝ってやる

Common mujun

俺の前に立ちはだかる

ババアが一人

奴は今

俺の瞳を凝視している

ただ

瞳孔がガン開きだ

ハイなるババアよ

朝一から打ちやがったな

仕事に行くのに やる気だすのに
速いの打ったババアの

矛盾?


いや やりすぎだが矛盾じゃない



我同胞よ


急にババアが愛しくなってきた


だが

ババアの目はギンギンだ

同胞よ

バレバレだぞ

自重せよ


爬虫類の様に目玉だけをギョロギョロしだしたババア

何かを探してるな



徐にカバンをあけだしたババア

梅干しのお菓子を取りだし 目の前でくいだした

カリカリ カリカリ


梅干しくせえ

種は?

ババアは種は食べる派らしい

腹が減ったらくう
まさに

矛盾殺し

腹が減って でも人前で喰うのは社会通念上駄目だとうそぶき 苛ついて誰かを傷つけるくらいなら

喰うのが正解


やるな


ババアの視線が止まる

視線の先には 線の細いイケメンの兄ちゃん

見たいなら 見まくる

本当は見たいのに 社会通念上駄目だと勝手にきめつけ ムラムラを増大させ浮気をし 伴侶にばれる位なら

見まくれ


その通りだババア


あんたは 世界を救う

この矛盾だらけの世界で
あんたが最後の純白の乙女

ババアがチッチしだしだす

先程の梅干しが挟まったようだ


チッチ チッチ チッチ


不快な音に周囲の奴等がババアをしかめ面でみる

しかしだ

本当はチッチしたいのに我慢して 今日中何をしても歯に物が詰まった様な事しか言えず 煮え切らない奴と思われ 社会の信用を落とすくらいなら

チッチしまくれ


我愛すべき同胞よ さあ 我と共に新世界を築こうぞ


ババア アレが切れてきたのか

半端ない貧乏揺すりを始めた

その振動が俺にも伝わる

普段ならイラつくが

今日は同胞の怒り

許そう

我名は 許 SAGGA だ

ババアの携帯がなる

ババア満員電車で携帯をとる

いいぞ ババア



電話越しですら聞こえる位の罵声がババアに向けられている

ババア遅刻だな

ババア かましてやれ

ゆけ

ババアと目が合う



ババアはスゲエ流暢な 多分フランス語で

フォワンセ パンセ マンドゥルードゥ
サボァ?

Oh babaa


今週末 12月23日

XKHALIVAS COLLECTION ALBUM

NEMESIS

より第三弾シングル

HARDEST

FRG & 迷子 pro by XKHALIVAS

公開

サボァ



ふか




社会の歯車から外れると


天気に感謝したりする

ああ 今日は晴れた ありがたい さあどこにいこうか

また

電車という乗り物の奇妙な空気を敏感に感じられる

誰も好き好んで知らない人々と 移動するためとはいえ 体を密着させたり

誰かの咳払いの為に息を止めたり

痴漢と間違われないようにお手上げしたり

なんか


すげえ無駄に気を使い しかも気を使って当たり前的な暗黙のルールがある

ただ

暗黙のルールにも止められない事もある




終わりに迫る自由の中で

太陽と地球の最後について語らい

少し満足しながら乗り込んだ電車

木漏れ日の様な真昼の冬の陽光が俺の頬ををくすぐる

静かに先程飲んだコーヒーの余韻を楽しみながら 楡先生の小説を開く





得も言われぬ邪気が俺の頭頂部をひりつかせた


何奴?


これほどの邪気は久々だ


ゴゴゴゴゴゴ、、



そして


こんなに日が当たる車内で


俺の向かい側だけ 濃い闇が降りていた


俺の向かいに座るおばちゃん

齢45
長い黒髪
黒いコート

して


その額には蠍の様なシワが浮かび上がり

眉間にシワを寄せすぎ

目が白目になっている


なんという鬼の形相をしているのだ


おばちゃんは携帯を見てるだけだが

よほど嫌なモノをみているのか

きれまくりすぎて

顔が変形している


その顔を見た途端

俺はなんだか悲しくなってきた

こんな普通のおばちゃんが朝一からこんな白目を向く世界に誰がしたのだ


おばちゃん 歯ぎしりもすげえ


顎が割れんはまかりにギリギリしてる


まさに


狂犬だ


大丈夫?

しばらくおばちゃんを見つめる

おばちゃんと目が合う


グルルル グルルル

おばちゃん唸る


グルルル グルルル


取り憑かれているな


我陰陽師なり


携帯を見つめながらおばちゃんが世界を呪いだす

おばちゃんの顔は既に人じゃない

白目グルルル


はて

どうしたら良いか


おばちゃんを見やる

目が合う


グルルル


ダメだな

おばちゃんの顔を見ると俺まで怒りに支配されてしまう


グルルル

怒りは悲しみしか生まない


静まれ俺


グル

グ、、

俺は大丈夫

おばちゃんを見つめる


グルルル


駄目だ

おばちゃんの波動が凄すぎる


落ち着け俺

グル


グ、


よし


除霊してやりたいが

義理はねえ


ただあんたの波動で俺の平和な心を乱すな


だが

視線を反らしてもおばちゃんから発せられる焼けつく息が車内を怒りで満たす

泣き出す赤子

叫びだすリーマン

壁を殴りはじめる学生

吊革を引きちぎるOL


駄目だ

全てが闇に閉ざされてしまう

怒りで我を忘れ 攻撃的になった人々は殺しあい 身内を殺され残された者達には拭えぬ怨恨が残り 復讐をする

悲しみと死の螺旋メーカーおばちゃん


やめてくれ


世界が

終わりに向かう


グルルル


グルルル


オレノ ココロ ドコ?


グルルル

オマエ ニクイ セカイ キライ スベテ オワラス シブンモ コワス



グルルル


俺の心が怒りに満ち 世界を終らせようとした時


まさに その時


世界は自分達に優しく 都合よく出来ていると信じて疑わない男子高校生の集団が乗り込んできた





おばちゃんの両サイドにどかっと座り込み

おばちゃんを挟みながらでけえ声で話始めた


おばちゃんは岩の様に同じ姿勢で携帯を見てる

高校生はおばちゃんが見えてないかのように

ああ超sexしてえ 超してえよ


と連呼しだす

周りの奴等も

してえよ してえよ




その時

鬼のようだったおばちゃんの顔が仏の様な安らかな顔に変わった


無邪気に性欲の捌け口を探す若者の純粋な心が

おばちゃんの闇を吹き飛ばした


Sex してえよ してえよ

その言葉を聞くたびにおばちゃんが潤いをまして行く

カルデラに水が溢れて行く

ああ

もはやおばちゃんは可憐な少女のように頬を赤らめている

フフフ

君達は気づいてないだろうけど

君達はこそ世界を救いし勇者

ありがとう

心の中で伝えたありがとう


さあ 今日はどこにいこうか?

世界が新たな一歩を踏み出す


それは決して楽な道じゃないけど


私達はきっと大丈夫なはず

もう あんな悲しい思いはしたくないのだから

伸びを一つする

太陽がやたら眩しい









一人の高校生が


なんか ババアくせえな ババアてオッサンと同じ臭いしねえ?


周りの奴等も


くせえな くせえ くせえ ババアくせえな






あ!?








グルルル





来週日曜日天皇誕生日に


XKHALIVAS COLLECTION ALBUM "NEMESIS "

よりシングル第三弾


"HARDEST "

FRG&迷子

Pro by XKHALIVAS

配信開始



グルルル

いち



人は時として

自分を見失う

人の心とは

かくも弱きもの


真夜中の電車内

真夜中なのにサングラスをかけている革ジャン兄ちゃん

かなり格好つけながら

俺の向かいに座る

黒いハンチングに黒い革ジャンに黒いサングラス

俺は俺で

黒いハンチングに黒い革ジャンに黒い魂

ただ 俺はニューヨーク時代の仲間と久々に会える喜びで対決する意志は無い




革ジャン兄ちゃんはすげえやる気だ


その証拠に 組んだ足を 俺を挑発するかの様に

クイックイッ

ってずっとやってる

しかも口元に不敵な笑みを浮かべてやがる

フフフ


なるほど

フフフ


サングラスで瞳を隠し 不敵な笑み


殺し屋だな


フフフ

ならば


死合うか


フフフ


ハードボイルドバトル開始

ならばと



俺もまずは足を組もうとした



しまった、、

俺が今日はいてるパンツは丈が立ったときにジャストサイズなやつだ

しかも


靴下は


純白


これで足を組んだら

黒ずくめの中に 俺の少年のような靴下が露になり

下手したら靴下だけじゃなく

すねすら見えかねない



クラスメートのはしずめ君が

スボンの丈がディホォルトで短く

また靴下もくるぶしまでしかないために

常に靴下とスボンの間に絶対領域がみえていた

それは 仲間内で

はしずめ現象とよばれ


永遠の少年の称号を賜った



まずいな

俺も今日足を組めば はしずめ現象になる

足を組めないハンディキャップはでかい

しかも髭もない今


ハードになれる要素が見当たらねえ


ちっ

と 次の瞬間





クシュン





殺し屋がやたら可愛いクシャミをした


やりやがったな


ハードボイルドにクシャミは厳禁

しかも 少女のような可憐なクシャミをしやがった


ニヤリ

すかさず俺は 含み笑いを浴びせる


クイックイックイックイッ

殺し屋の足が抗うかのように動く

一点の隙すら許されないハードボイルドバトル

渡徹夜

石原ゆうじろう

ぽっぽやの不器用な人


皆クシャミは似合わない


気を抜かないのが ハードボイルド


更に気を引き締める俺

失態を誤魔化そうと咳払いをする殺し屋

だがな

風邪を引かないのがハードボイルド

更に含み笑いを浴びせる俺

失ったハードボイルドは帰ってこない

二度目はないのがハードボイルド

焦りからか

殺し屋が携帯をいじる

やっちまったな あんた

携帯チェックしないのがハードボイルド

さあ

そろそろ終わらせるか


その時ドアが閉まる音が聞こえた


え?


降りる駅を尻目に電車が動き出す


殺し屋に気をとられ 降りる駅を乗り過ごした俺

フフフ


乗り過ごしてもどうじないのがハードボイルド

むしろ乗り過ごせた事に感謝できるのがハードボイルド

近道より険しい道を選ぶのがハードボイルド

言い訳で自分を救えないのがハードボイルド

仲間に遅れる事を伝えないハードボイルド

Suicaより切符を使うハードボイルド

美人なおねえさまに気をとられバトルを忘れたハードボイルド

終電乗り過ごしたハードボイルド

早く仲間に会いたいハードボイルド

山田ハードボイルド子

カイロは揉まないハードボイルド

低反発ハードボイルド

ハードボイルドダイエット

ハードボイルドメンソール



ハードボイルド48






XKHALIVAS NEMESIS第二弾シングル"ALICE"



日曜日の朝は夢と現実の狭間で

いつものコーヒーですら媚薬になる

XKHALIVAS COLLECTION ALBUM

NEMESIS

より第二弾シングル

ALICE

SAGGA & 894 pro by XKHALIVAS

本日より配信開始したよ。

こんな日の白昼夢のお供に聞いてくれ

トレイラーとitune はこちらから



宜しくね。

ONE

XKHALIVAS video BLOG vol 8となは



月曜日の朝

友人宅で目が覚め

温かいコーヒーまで御馳走になり

暖かい気持ちと

そんな自分を疎ましく思う気持ちの狭間で揺れ動きながら

久しく乗っていなかった我 南武線


の駅のホームへ


泣きわめく子供を無視して周りにガン飛ばすギャルママ

大して日もさしてない曇り空の下で屋根がある駅でコウモリ傘を刺す老婆

懐かしい

ああ

我 南武線、、、


落ち着くな


やはり俺には東横線は綺麗すぎる

電車が泣きわめく子供を黙らせるかの様に ヒステリックな金属音を轟かせながらホームへ

ドアが開く


引越屋のトラックの荷台の中のような

自然と人が物で繋がった世界の匂い

が俺を包む

比較的空いてる車内

椅子に腰かける





俺の横にすわる

齢60位の仙人風の痩せたじい様

なんか


ふがふがしてる


ふっ がっ ふっ がっ

て息をしてる


で何やら携帯をやたらいじってる




画面を見た


すると


カメラモードで向かいに座るおばちゃんの生足をズームで見ている

おばちゃんは気づいてない


おばちゃん すげえ田中まき○に似てる

政治家おばちゃんの生足を必死に見ているじい様


ふがふが ふがふが ふがふが


何故?


じい様レベルになると ここまでもゆけるのか?


あんた


やるな


おばちゃん 生足ご苦労様

じい様 いいアングル見つけたらしい

おばちゃんのいなり寿司みたいな足首辺りを見まくってる



最高のモーメントを形に残す為に作られたカメラ

今じい様はシャッターを押したがっている

指が何度もシャッターボタンにかかっては外され

じい様は社会と対峙していた

一つのシャッターで 人生は終われる

さあ

どうする?


自分より弱く みすぼらしい人間だけを中途半端に愛し 自分より優秀な人間を馬鹿にする社会相手に

あんたはどうでる?


ただ その指先に少し力をいれるだけで

あんたの理想のいなり足首を携帯に納め 行き場を失った性欲を 自らの未来のオタマジャクシをジェノサイドする事で沈められる

しかしそれは

あんたの社会からの決別も意味する

さあ

従順に社会に従い 蔑まれ 卑しく生きてゆくのか

はたまた 社会の枠を超え 真の自分を見つけ 王となるか

俺に見せてくれ


あんたという男を 雄を


じい様は じっとうつむいている

いなり足首が欲しい

だが

シャッター音が響いた瞬間

自らの腕に絡まる手錠の音が聞こえる

社会か

自分か

危険な道の奥にしか 真実は無い

さあ

どうする?

おばちゃんはそこに永遠にはいない

だが

シャッターを押せば

おばちゃんの輝きは永遠になる


世の中の男どもからは背景にしか映らなくなったおばちゃん

その足首を愛でるあんた

あんたは おばちゃんを救えるのだ

おばちゃんが忘れてしまった乙女恥じらい 操を守る健気さ 厚いファンデーションで塗り固められた乙女の本当を引き出せるのだ


さあ


さあ

じい様よ



ゆけ


ゆきたまへ







おばちゃんが席を立ってしまった


無人の席を写しているカメラ


じい様の天使がじい様の悪魔を嘲笑う

聖なるじい様よ

これでよかったのかい?あんたは本当に満足かい?世間はあんたに何をしてくれた?


じい様
一杯のコーヒーをいれてくれたよ。


あっ



XKHALIVAS video BLOG vol 8




みて


XKHALIVAS NEW COLLECTION ALBUM

NEMESIS

より第一弾シングル

XKHALIVAS ft BAN

Enuff Bitchs

来週末は第二弾シングル

ALICE

SAGGA ft 894

発売開始

宜しく!


XKHALIVAS NEW SINGLE Enuff Bitchs ft BAN



本日より

XKHALIVAS NEW COLLECTION ALBUM

NEMESIS

より

第一弾シングル

Enuff Bitchs ft BAN

が発売開始した

これから隔週で新作を落としていくので

愛ある視聴を頼む

http://www.youtube.com/watch?v=XwTqHz1GC1I

ONE

さあ



人は他人の事は冷静にみれるくせに

己のことは見えないとよくいう


まあ

確かに鏡をみても背中までは見えないし

合わせ鏡をしても 謎なモノが映るだけだ

目まぐるしく回る社会の歯車は人々の目を回し

忙しさで心を亡くさせる

人もまばらな電車内

一人のうら若き乙女が隣でくしゃみを一発


くしゅん


オッサン達のそれとは違い 小さく遠慮がちなくしゃみ




よく見ると

乙女の鼻から10cmくらいの鼻水糸が垂れている

乙女の前に座るじい様を社会の地獄から救う蜘蛛の糸のように


これはいかん

早く知らせてやらないと 一生のトラウマがこの子に残ってしまうかもしれない

乙女は全く気付く様子もなく 鼻水を垂らしながら目を閉じて立っている

鼻が高いせいか 鼻水は口にも当たらず 鼻ピアスにかけたチェーンみたいになっている

乙女 in uk

似合わない

今の所 車内で事件に気づいているのは俺だけ

では

どうやって乙女を傷つけないで 鼻水を教えるか

一番素晴らしいのは乙女が自ら気づき
俺は 見ていなかったふりをする事

それなら多少は慌てても乙女を保てる

次は 俺が周りにばれないように乙女に教えてやること

だが これは 少くとも 俺と言う目撃者がでる

その事が乙女の中で一生拭えぬ 鼻水事件はならなければいいが、、、


ならば やはり乙女に気づいてもらうしかない



どうやる


1 息をふきかけ鼻水を乙女の顔にあてる

いや、これは下手したら俺が変態様になりかねない 昼間の電車内で乙女に息をかける性癖持ちになる

2 ぶつかるふりして 鼻水を揺らし顔に当てる

いけなくはないが 車掌のミス待ちになるし 強引にやれば 昼間の電車内で乙女にぶつかる性癖持ちになるし

3 咳払いで乙女を起こして 乙女の神経を あれこの人風邪ひいてるのかな?気を張らないと私も引くかも的手法で研ぎ澄まし 鼻水に気づかせるか


これだな


よし


うぉっほん
うぉっほん

だてにラップはしてない 腹式呼吸から繰り出す空咳はドレー並みだ

ふと乙女が目を開ける


さあ 神経を研ぎ澄まし コスモを燃やせ




乙女は静かに目を閉じた

キグナスのマ-マ状態だ

バハムート発動


うー
うー
うー

うぉっほんーい


どうだ

乙女は一瞬 目をあけるも また目を閉じようとしたので

うぉっほんーい うぉっほんーい

なぎはらい咳払いだ

乙女が俺を見た

目で訴えるか

それとも俺はしらばっくれるか

目で訴えたら 俺は永遠の目撃者として末代までトラウマとして語り継がれるだろう

乙女がお祖母ちゃんになった時


ねえ お祖母ちゃん。お祖母ちゃんはなんでそんなに鼻ばっかかんでるの?お鼻が岩みたいになってる。

鼻乙女
いいかい、坊や よくお聞き。昔ね、お祖母ちゃんが今よりずっと若くて恋してたころ、、、


と昔話に登場しちまう


ならば


乙女の神経にかけよう

俺はしらばっくれる事にした

頼む


気づいてくれ


あなたが世界を憎まないためにも

俺があなたのトラウマにならない為にも

ゆっくり目を開ける乙女

コスモを燃やせ

気づけ
気づけ
気づけ

神に祈る俺

その時電車のドアが開き

一陣の風が車内に吹きすさぶ


きた


今が好機 全軍進め

帝扇をふる我 鼻王なり

自らの赤壁を その鼻水で濡らせ


急な温度差の為か

乙女が再びくしゃみをした


くしゅん

あっ


風と息で煽られた鼻水は今度は乙女のほほにかかる前髪に貼り付き

本当に鼻ピアスチェーンになった

パンクよのう





電車に乗り込んだママと小学生

小学生のガキがデカイ声で言った

ママ お姉ちゃん 鼻水垂れてるー

小学生の言葉にはっとする鼻乙女

ママ
すいませんねー





乙女は静かに鼻水をハンケチーフで拭き取った



ひでぶー


素直な心で作ったらアルバム

NEMESIS