かあ
おはようございます
台風来たね
で
朝から大雨だったが
家を出たら晴れた
また
晴らしてしまったか、、、
が
強風の為
電車止まり
タクシー待ちの人々のイライラだけで
目玉焼きが焼ける
で
とりあえず
台風という最強の言い訳に甘え
朝マックへ
朝マック
久しぶりだな
ゆったりとしたジャズが流れている
窓からは明るい陽光がさし
薄いガラス一枚隔てた外が
誰も強風吹きすさぶ原始の世界などとは
想像すら出来ない
賛否両論あるが
我
ニューヨークにいた時から
マックグリドル好き
熱いコーヒーを啜る
タバコに火を付け
こんなゆっくりした時間をゴリ押しでくれた台風に軽く感謝
と
ふと
ものすごく色っぽい芳香が我を包む
マックにいる事すら忘れる 妖艶な芳香
ふう
なんか
なんか
高まってきた
ガキの頃からだが、
ヤバイ台風がくると
何故か
ドキドキが
ワクワクに変わる
して
今
そのワクワクが
ルンルンを経て
悶々に変わる
今我はこれを書いている為に
隣に並んで座った妖艶芳香ladyの顔は見えない
が
こんな日に
こんな妖艶で艶やかな芳香を漂わせる女は
きっと
凄まじく美しいだろう
カチっ
隣の女がタバコに火をつける
なるほど
いい女程タバコが似合う
と
すっ
と 黒いストッキングに守られた細い足が視界に入る
女の顔はまだ見ていないが
これを書きながら
見えたそのおみ足は細く長かった
モデルか?
なんか
更に
ドキドキワクワク悶々してきた
こんな強風が吹き荒れる日に出会った二人
電車も止まり
人々は地球の偉大さにひれ伏す中
朝マックでジャズを聴きながら
ゆっくりした時間を共有する二人
まだ顔は見えない
と
言うか
真横に座っていて
自然な動きで顔なんか
見れない
だが
顔が見たい
ゴボオ
え?
なんか
すげえ
若さのない席が隣の女から聞こえる
いやいや
まさか
きっと酷い風邪でも引いてらっしゃるのだろう
ゴボオ
ゴボオ
あれ
ま
さ
か
いやいや
風邪が酷いだけだよ
人間だもの
俺の視界に入る足はまさにモデルそのもの
ゴボオ カッ
カッ
カッ
プエーーーー
え?
モデルが痰をはいた?
まあ
人間だもの
相変わらず妖艶な芳香が我を包む
ほら 足も芳香もストッキングですらモデルだもの
綺麗な人に違いないもの
そろそろ風が止んできたので
我
ゆかねばならぬ
最後に
意を決して
横の女の顔を見やる
そこには 岩のような質感をしたおかっぱ頭のライオンキングが 自らのシワを寄せ集め 自ら吐き出す煙を受け流していた
さらば青春
さらば夢
さあ
現実にもどるかな
今日も生ききろう