短編小説 街影1 | SAGGAのブログ -LIFE IS FULL OF DRAMA-

短編小説 街影1

この街は人々の悲しみで回っている


誰かの涙がアスファルトを潤ませ 誰かの血が この街に色を与える


日本 東京


無駄に多くの人間がいて


そのほとんどが 何故この街にきたのかすら忘れてしまっている


ただ生きているだけの毎日


毎日満員電車に揺られ


世間の冷たさを目いっぱい味わい


会社に着けば 頭の悪い上司に八つ当たりされ


電話に出れば自己管理のなっていない世間知らずのばばあに文句を言われ


ランチタイムともなれば女をすてたOLが猪突猛進してくる


仕事を終えて 再び満員電車 



酔っ払いと馬鹿なガキどもが騒ぎ立てる死臭漂う電車


家に帰りテレビをつければ同じ芸人が金稼ぎに躍起になっている


音楽番組みても アーティストか芸人かわからない輩が腹をかかえて笑っている


インターネットを開けば 太陽の日も浴びれない弱虫が 有名人を馬鹿にしている


偽者の幸せを振りまくメディアに疲れ 一人風呂入って寝て


また起きて


駄賃もらうために働いている


国には何もしてもらってないのに 住民税だなんだで 生きてるだけで借金がかさむ


この街は終わっている 嘘吐きが笑い 詐欺師が金を儲ける街


俺は 今まで ただ正直に生きてきた 時に喧嘩したり 落ちてる金をぬすむ位はしたが


浮気もせず 文句も言わず 誰にも大した迷惑もかけずに生きてきた




それが


昨日


、、、、


続く