女又 | SAGGAのブログ -LIFE IS FULL OF DRAMA-

女又



寒くなるのか


寒くならないのか


上手いのか


上手くないのか


偉いのか


偉いのだ


そうだ


所詮 俺など まだまだコドモなだけだ


その男


危険につき取り扱い注意


いきなりだ


いきなり 俺が乗っていた電車に


奴は飛び込んできた


ただでさえ今日は


ランドリーに行くと


30歳にも見えるが45にも見える女の人が


乾燥機の蓋の透明なプラスティック部分に


ずっと自分の人差し指をあてて 


クルクルってやっている


目が合う


クルクル


おねえさん まるで俺が見えていないみたいだ


乾燥機を回すのに おたくし 忙しいの あっちへ いってちょうだいな


お姉さん ハイジ


灰児


そんな人を見た後に


空を見上げると


月がやたら赤い


今夜もきっと、、、



電車のドアが開く


シャー ガシュン


ピチョ


何かが俺の目の前の床に 外から降ってきた何かに


濡らされた


チョピ チョ チョヨ チョヨヨ チョヨ チョヨヨ



チョヨチョヨうるせえ 


チュイー チュイーイーイーン



目の前にビッグサンダーマウンテンが現れた


人の形をしたその絶壁は


頂上から 茶色い 液体を 


電車の


入り口付近に


ぶちまけた



そして


大雷山は


優雅に


俺の隣に静かに俯き 佇んでいたOLの顔面に 滝を浴びせかける


そして


そのまま一番角に座っていた老婆を席から引き剥がし


その席へ 一人 静かに


鎮座された



一瞬の出来事だった


茶色い飛沫が飛び交う中


俺は 叫び狂うOLに


地面に叩きつけられ呻く老婆


返り血を浴びて 口からさらに楽園を吐き続けられていらっしゃる 大雷山様



一瞬にして地獄と化した車内


なんというAFTER5だ


罵声 悲鳴 嘲笑 嘆き


誰もが怒り狂っている


誰もが泣いている


誰もが足掻いている


誰もが叫んでいる



その中で


奴は


ひたすら胃の中の洗浄に励んでいる


勤しんでいる


探求している


オレノ ガマン も ココマデ ジャ



ジャ



ジャ



握り締め鼻セレブ


イザ



チューー チューイーーン


奴は レーザー砲で俺の接近を阻む


OLが服を脱ぎ捨てる


老婆がOLを吹いてやろうとする


奴は レーザーをそこらじゅうに放っている


鼻セレブ


渡せなかったな



ヌン


滅殺