近
FJ YOU-SEE宅へ向かういつもの車内
座る俺の前に立つ
30歳後半
中分け
熊髭
の
泥酔の兄ちゃん
かなりフラフラなようで
吊革に全ての体重を預け
尻を直角に突き出しながら 顔をすげー近くまで寄せてくる
しかも 口からおつゆが 垂れそうだ
面白いから 俺は兄ちゃんを凝視だ
おつゆは あきらめた
今更逃げようがない
おつゆくらうのは非常に宜しくないが
兄ちゃん 鼻毛が髭ってくらい出ている
兄ちゃん なんか寝言を言っている
あう あう あう
ナサ
な な なっ なっ
ナサ ナサ
ナサか
うなされている
ナサにうなされているのだ
兄ちゃん 泣きそうだ
な ナサ なあ ナサ
ナサめ 彼に何をした
俺の至近距離で NASAに怯える兄ちゃん
後 一時間半