定 | SAGGAのブログ -LIFE IS FULL OF DRAMA-

月曜日はなんか嫌いだ

週末の 平日とは違った疲れが 甘えと共にまだ残っている気がする


帰宅の途につく人々

誰もが俯き加減


空は灰色で

ネオンの光は淡く人々の背中を照らす


いつものゲトー電車に乗る前

俯いた人々が 牢屋へと連れて行かれる囚人達のように並んでいる駅のホーム


その男は 一人 天を仰ぐ様に時計の下にいた

齢六十
上下アディダスのジャージに
白い手袋
白いハット
白い謎ブランドのスニーカー

両手両足を広げ

意気揚々と 元気にストレッチしている
しかも かなりハードなストレッチだ

左手を背中から 右側に回し

反対もそれをして

両手甲がへそあたりでかぶさり

まるで 後ろから誰かにきつく 締めつけられているようだ

後ろから見ると Xの形した紐に縛られてるようだ

青白い顔だらけのホームで おじいちゃんは 自らを締め上げてる

顔は

めっちゃ 辛そうだ

しばらく自らに締められ 自らを解放

両手両足を再度伸ばして 元気玉を集める


スワッグ爺さん



自ら招いた締め付け
俺は世界の理を見た

締め付け 解放し
また締め付け 解放し

限りある自由を 楽しんでいた

スワッグ爺さん 締め付け中に電車到着

俺が尊敬の眼差しで見ていたせいか

スワッグ爺さん 普段よりきつめに締め上げたらしく

なんか

お腹の辺りが 異様な細さになっている

電車から大勢の人が波の様に押し寄せる

人の波の中にスワッグが消える


スワッグ爺さんが気になって最後の方に電車に乗り込む俺





スワッグ爺さん

自ら亀甲縛りしたまま 体を前傾姿勢にしたまま ウンウンうなってる



すげー心配だ



なにがあったんだ


誰かのブローでも 食らったのか





ドアはしまった



スワッグ爺さん、、

電車で振り返ってみると

すげー小さな婆さんが 白目を向いて 何かに切れていた




スワッグ爺さんの女か