フラッシュ
寒いことにも大分慣れてきた
だが電車内のアバター達は俺を毎回悩ませる
人を元気にさせる言葉とは何かと柄にも無い事を考えながら寝静まる車内で思案にくれる俺
と
向かい側にも マンガの様に顎を人差し指と親指の間にはめて考え込む男
年齢 30代半ば
細身の紺色スーツに黒髪坊ちゃん刈り
指が矢印のようにピーンと隣のおばさんを指し続ける
考えてると言うよりも 謎に顔をうんうんと頷くようにずっと動かしている
あ やはり
いらってする
カクカク首を動かしては五秒に一度は俺を見る
頭がカクカクする度に彼の隣のおばさんがやたらビクッとする
元気になる言葉探しは終焉を迎えた
カクカクマン
何故だ
と
カクカクのリズムが変わった
上を見てすぐ下向いて しばらくためる
一 二~
一二~
いらってさらになる
的確にリズムを刻む
カックンカックン
隣のおばさんは諦めたように目を瞑った
元気になる言葉
か
カックンカックン
カックンカックン
ONE
だが電車内のアバター達は俺を毎回悩ませる
人を元気にさせる言葉とは何かと柄にも無い事を考えながら寝静まる車内で思案にくれる俺
と
向かい側にも マンガの様に顎を人差し指と親指の間にはめて考え込む男
年齢 30代半ば
細身の紺色スーツに黒髪坊ちゃん刈り
指が矢印のようにピーンと隣のおばさんを指し続ける
考えてると言うよりも 謎に顔をうんうんと頷くようにずっと動かしている
あ やはり
いらってする
カクカク首を動かしては五秒に一度は俺を見る
頭がカクカクする度に彼の隣のおばさんがやたらビクッとする
元気になる言葉探しは終焉を迎えた
カクカクマン
何故だ
と
カクカクのリズムが変わった
上を見てすぐ下向いて しばらくためる
一 二~
一二~
いらってさらになる
的確にリズムを刻む
カックンカックン
隣のおばさんは諦めたように目を瞑った
元気になる言葉
か
カックンカックン
カックンカックン
ONE