女性性について考える『孤独の意味も、女であることの味わいも』 | 目に見えない世界・身体と魂とエネルギーフィールド

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Sage&Spiritのふじいひろこです。

 

「女性の生き方」に関連する書籍をもう一冊ご紹介します。

こちらも更年期について調べていた時に巡り合った本でした。

 

最近では女性誌は全く読まなくなってしまった私ですが、

美容院で偶然手に取った女性誌に載っていた三浦瑠麗さんのインタビュー記事を読み

興味を惹かれ美容院の帰り道、すぐに購入しました。

 

 

TVで見かける彼女は聡明で、品があって、知的な感じ。

冷静沈着なところとユーモアさがほどよくバランスされていて

とても好きなタイプの女性でした。

少しリジッドなイメージがあったのですが、国際政治学者という職業で彼女にそんな印象

を勝手に持ってしまっていたのだと思います。

 

実際の文章を読んで、まっさきに感じた印象は

 

「とても柔らかく、女性らしい感性を持つ人なんだな・・・」

 

ということでした。

 

内容的には彼女が幼少期から感じてきた

 

「女性であること」

 

への気づきとその経験に伴う

 

「孤独感」

 

が綴られています。

 

この本を読んで見ようと思ったきっかけが

インタビューを編集した方が

 

「表現は自己治癒的行為である」と河合隼雄先生の言葉として書かれていたことでした。

 

丁度その頃、私自身が

自己開示について、自分の物語を描く事について

とても悩んでいたタイミングだったので、それも惹かれた理由としてあるのかも知れません。

 

この本の中でとても印象的だったのは

 

同性の家族(祖母)から「女として見られること」で女性としての自覚を持った・・・

という話。

 

私達は普段、言語化されていない、しぐさや視線から色々な事を感じ取ることが出来ます。

特にエネルギーがオープンな比較的若い頃なら、なおさら。

 

その時期に、その家族というコミュニティが持つ

 

「こうあるべきだ」

 

というエネルギーを長年にわたって刷り込まれる。

 

彼女の彼女の祖母とのエピソードは私にとって、

とてもエネルギー的な経験であると感じたし、

口に出してガミガミと色々躾的なことを言われなくても、

 

「こうあるべき」

 

という足枷はその人の心やエネルギーまでをも動かなくさせてしまうことが

あるのだと感じるのです。

 

足枷は色んな経験によって、大人になってから外せることもあるけれど、

実際には外せなくて、もがきながら生きている人も多い。

 

私のところに来られる方も、

こうゆう足枷のせいで動けずに力を失っている方も多いので、

とても、なんというか、

・・・なんとも言えないような気持ちになったのでした。

 

読んでいて、とても気づきを貰える本でした。

ご興味が湧いたらぜひ、読んで見てもらいたい一冊です。

 

 

 

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