私のセラピーの原点 | 目に見えない世界・身体と魂とエネルギーフィールド

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ハンズオンヒーリング&アルケミー・プラクティスSage&Spiritのふじいひろこです。

 

今日は、私が一番最初にアロマセラピストとしてお仕事したときのお話に絡め

自分の施術の原点について書いてみたいと思います。

 

***

 

アロマセラピストとしての初めてのお仕事は横須賀にある個人クリニックに

併設されたアロマテラピーのサロンでした。

今から13年前のことです。

 

この病院は、いわゆる普通の内科のお医者さんで

通われている患者さんの多くがお年寄り。

「アロマテラピー??それなんですか?」えーという時代だったんですね。あせる

 

しかも、このサロン、もともとサロンとして作ったお部屋じゃなかったので

鉄の扉だったので、どんなサロンか中も覗けない状態(笑)

入ってこられる方も恐る恐る・・・

 

  

昔の写真が何枚かあった・・・

 

 

クリニックには、
 
生活習慣病や膠原病、
癌を患う方から
日常的に体調が悪くなった方(風邪とか、頭が痛いとか・・・)など

 

たくさんの方が通って来ていました。

 

時には、治療のサポートとして患者さんが先生から紹介されてトリートメントを

受けて行ったり

通りすがりの人がふらりと覗いては、定期的にトリートメントを受けにきてくれるように

なったり。

ご家族にも受けさせたいと、連れて来てくださったり。

ベビーバギーで赤ちゃんを連れてきて、一緒のお部屋でトリートメントしたり。

お孫さん同伴でいらっしゃる方も・・・

車椅子や酸素ボンベをつけながらのトリートメントもしました。
 


クリニックでの仕事は

のんびりしてはいるけれど、かなり深い身体的な症状にも対応する必要があって

日々悩みながらトリートメントをしていた記憶があります。
 

 

日々、病気と向かい合い生活している多くの患者さんは

 

明るく振る舞っていても、絶望や諦め、自分の肉体に対するもどかしさを

抱えていたし、

それと同時に健康な肉体への憧れや渇望も感じられ

 

私としては、どうにかサポートできないかと、必死になっていました。

 

振り返ってみると

駆け出しのセラピストが出来ることなんて、皆無に等しかったと思います。


当時は知識も経験もない状態で、手探りでただただがむしゃらに活動していました。


絶望や諦めを抱える人達を受け止め、支えることはとても辛く大変なことでしたが
自分の無力さを感じながらも、

患者さん達をまっすぐ見つめ寄りそうことの必要性

を学ばせてもらった貴重な3年間でした。

『患者さんの抱える暗闇の中から光を見つけ出したい』
 
 駆け出しセラピストであった当時から今もずっと私の中にある気持ちです。