更年期の口腔ケア その2 (再掲) | 目に見えない世界・身体と魂とエネルギーフィールド

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ちょっと間が空いてしまいましたが、どのように口腔ケアをしていったらより良いのかを具体的に考えてみました。

一番の基本となるのが、

『専門の医師による診察を受けて、状態を知る』

ということです。
歯茎や歯の調子が悪いからと言って、自己判断で行動を起こしても良い結果は得られません。これは口腔ケアだけの話ではなくて、身体全体のこともそうだと思います。
検査は怖いし(現状を知るのが怖かったりしますよねー)、現状を知ってしまえば何かしら行動をせざるを得ませんから、病院に行きたくないという気持ちもわからなくはないですが。

どちらかというと、私も行きたくない派です(笑)
智恵を絞って色々試してどうにかなるならどうにかしたい!
病気だとわかってしまうと、仕事を休まざるを得ない。。。。

なんて、もう思考が既に不健康(笑)
なのでいつも周囲の優しくも厳しい友人や家族に背中を押され、歯を食いしばりながら必要であれば通院をしています。

ま、それはさておき。

自分で出来るケアとしては、
・歯科医での定期クリーニングとチェック
これは、心から必要だなーと思います。もうこれから歯周病リスクは更年期じゃなくても年々高まっているわけですから、健康な人でも美容院に行くようにメンテは必要なのですよね。

・デンタルフロスなどで歯間のケアも行う
今回、私が歯科での診察で、右側の歯茎の方が左側より状態が良いと言われました。
なぜかと言うと、右側の奥歯の辺りは隙間があって、ものがとても詰まりやすかったので、こまめにフロスをかけていたのです。
たったひと手間で、歯茎の健康度が数値で出てしまうんだ・・・と本当に驚きました。
実際に詰まっていなくても、更年期は特に汚れを流してくれる唾液の量が少ないわけですから、ハブラシをする以外に全体的にフロスで歯間をお掃除するのは大事なんですね。

・唾液の分泌をアップさせるケアを行う
唾液は反射的に、香り、味覚、温度、機械的刺激で反射的に分泌されると一般的には言われています。
脳幹部の支配が反射に関係してきていると言われているみたいですが、不明なところも多いみたい。
香りで刺激を与えるというのは、アロマテラピーの得意とする分野ですが、もう既に研究もされていて論文もいくつか発表されています。
ブラックペッパーやカルダモンという料理にも香辛料として使用される植物のエッセンシャルオイルを使用しての研究がされているようなので、ブラックペッパーやカルダモンの香りを嗅いでみるのも一つの方法かと思います。
また、唾液の成分の一つ、アミラーゼは耳下腺や顎下腺より分泌されるので、耳下腺周辺や顎下腺周辺を含むフェイシャルマッサージなども効果的だと思います。
ハンズオンヒーリング的に考えてみると、ホルモン分泌に関係している内分泌線のバランスを整える全身的なケアに加え、耳下腺や顎下腺にピンポイントでエネルギーを流して詰まっているところなどをスムーズにしてあげるのもいいかも。
オイルのトリートメントと組み合わせて見ると相乗効果が出そうです。

精油と唾液についての論文の一部。探せばもっとあるかも知れません。
アロマオイルのニオイ刺激による唾液分泌促進効果
アロマオイルのニオイ刺激による唾液分泌促進効果(英語版

・植物のチカラを借りてセルフケア
今回、自分の体調が変化したことで、市販されている歯磨き粉などについても色々調べました。
歯周病予防と謳われている製品って結構多いんですね。日本は成人の5人に4人が歯周病だそうです。(程度は違えど)
中でも個人的にとても気に入ったのが『アセス』
今まで、『アセス』をはじめ、歯周病や歯槽膿漏を謳った製品なんてお歳をめした方の製品だと見向きもしなかったんですが、コレ、いいです。

『アセス』は医薬品なんだそうです。
元々はドイツのマダウス社の歯槽膿漏治療薬「PARODONTAX」を日本向けに処方したものなんですって。知らなかったー。
さすがドイツだなーと感心したポイントは配合されている有効成分です。
・カミツレ
・ラタニア
・ミルラ
おおー、馴染みのあるものばかり!!
3つのハーブはいずれも炎症を抑えたり、殺菌効果があるものばかり。カミツレはアズレンなどの成分で炎症を抑えてくれる医薬品にも多く使われているハーブですし、ミルラはやはり殺菌、抗菌などでマウスウォッシュで使用することも多い精油です。
歯槽膿漏の治療薬ですから、刺激になる研磨剤も含まれていないんですが、なぜか磨いた後は歯の表面はツルツルになるんですよ。
重層の成分が配合されているのでツルツルになるんでしょうかねー。
私が使っているのは「アセスL」と「アセス液」。
「アセスL」はミントの香りが加えられいて今まで使っていた市販の歯磨き粉の合成の香りがとても苦手だった私にも抵抗なく使えました。
天然ハーブの香りは歯周病の予防という重苦しい気分を吹き飛ばしてくれます。

今の私はアセス激押しですが、他にも色々ハーブの歯磨き粉使ってみたいなー。お薦めがあったらぜひ教えてください。決してサトー製薬の回しものではありません(笑)

アセスについての詳しい説明は アセスHP


また、妊娠中はつわりで歯磨きが出来なかったり、妊娠中に女性ホルモンが増えるため、歯周病率は高くなるんだそうです。
口腔ケアはホルモンの変動がある女性には年齢関係なく、大切なからだのケアなんですよね。

※心配であれば妊娠中は歯磨き粉やマウスウォッシュに配合されているものが妊娠中に使用できる成分かなどを製品の会社に事前に確認した方がいいかもしれません。
天然の香りであっても妊娠中は香りに対して敏感になる時期なので、ご自分に合うかどうかも各自確認してから使ってみてくださいね。

(2014.9.10)