木の専門家でもある稲本裕先生のガイドで植物(木)のミニ講座をしていただいたり、今回は無理を言ってお願いして日本の精油を作っているyuicaのエッセンシャルオイルを製造している作業場も見学させていただきました。
漆の木の前でレクチャーされる稲本先生。ウルシの精に愛されてます。
yuicaの精油を蒸留している作業場。この日はクロモジとミズメザクラが蒸留されていました。
精油の性質によって蒸留器もちょっとずつ改造しているんですって。
上はクロモジ、下はミズメザクラを蒸留しているところ。
ミズメザクラの精油の比重は重いので、下に精油が溜まるように改良されているのです。
ここの蒸留器はシンプルなので作られた精油は足したり引いたりできないんですと、ラボの方はおっしゃっていました。
もちろん、安全性や精油のことを深く知るために成分分析などは必要だと思っていますが、精油の中の計測できない成分について、もっと目を向けたいなと思います。
植物が全く同じ成分を作れない理由は、日照時間や育った場所、土壌、様々な理由があります。
もしかしたら、計測されて化学式や薬効などがわかっている成分よりも影響を及ぼしている計測されていないものがあるんじゃないだろうか?
その解明されていない成分にこそ、その植物の本質があるのかもしれない。
それには私達の目に見える物質だけではなく、エネルギーも含まれます。
それは作り手のエネルギー、土地のエネルギー、その植物のエネルギー、その植物を育んでいる存在のエネルギー。
エッセンシャルオイルはエネルギーレメディとしての側面を持つと言われる所以ですね。
yuicaさんにはいつまでもシンプルで情熱が込められた精油を作ってほしいなと思います。
また10月にお世話になります。
その前に夏に自主合宿かなー?