ハイドロゾルのチカラ | 目に見えない世界・身体と魂とエネルギーフィールド

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現在セルフケアで行っているケイシー療法のひまし油湿布について書こうと思っていましたが、なかなかうまく表現出来ないので、そっちは寝かせておいて(笑)「こっち、こっち」と主張しているハイドロゾルのことを書いてみます。

先日、高山の研修先の宿でハイドロゾル体験をしました。
ハイドロゾルとは化学用語では、「水溶液」のこと。必ずしも蒸留水に限定はせず、全ての水溶液という意味で使用されます。
アロマテラピーの世界ではハイドロゾルという用語はHydrolate(ハイドロレート)、Hydrolat(ハイドロラット)、フラワーウォーター、プラントウォーターなどとも呼ばれます。(参考文献:ハイドロゾル スーザン・カティ著)
一般的にアロマテラピー&ハーブショップなどで良く見かけるハイドロゾルはラベンダーウォーター、オレンジフラワーウォーター、ローズウォーターあたりでしょうか?
化粧水として使用したり、手作りのフェイスパックに使用したりすることは一般的に良く知られています。
また、介護の現場では、寝たきりの方の清拭に利用されたりすると聞いたことがありますが、何せコスト的な問題もあって、なかなか利用が広まらないような気がします。
最近では、経口摂取してデトックス効果などを期待する使用方法も定着してきました。フランスでは精油自体を経口摂取(専門家の指導のもとに、ちゃんと食品として認可が下りた精油に限り)するやり方も古くから取られているのですが、精油を経口摂取するのに抵抗があったり、胃腸の弱い人には水溶性の芳香成分が多く含まれるハイドロゾルの経口摂取の方が抵抗がないような気がします。

なんにせよ、ハイドロゾルの勉強をしたのはもう10年近く前。
当時はあまり多くの種類が販売されていなかったということもあり、当時購入した本も一通り読んで棚の奥にしまわれていました。

今回、何の気なしに研修で利用させて戴いた施設で「クロモジ」のアロマバスに入り、その効果にビックリ。
ハイドロゾルのチョイスが「クロモジ」というのが物凄いインパクトで、さらに体感的であったのだとは思いますが(笑)あとで調べてみると「クロモジ」というのは黒文字と記載するクスノキ科の落葉低木で、学名はLindera umbellata。
薬用植物として使われていた植物だそうです。

研修初日、久々に会ったクラスメイトとお風呂の中で話もはずみ、一時間ほど、半身浴をして出てきたものの、その夜は汗が全然引かず大変なことに(笑)
浴衣が汗でビショビショになるくらいの、発汗の原因に気付いたのは翌日、「ヒメコマツ」のアロマバスに入ってからのことでした。
あれは、かなりのデトックスになったと思います(笑)
「ヒメコマツ」を入れたお風呂は「クロモジ」とは違い、かなりさっぱり、清涼感のある入り心地。香りもスパイシーでマツ科ならでは。個人的に月桃に似ている香りのような気がしましたが、どうだろう?
最終日はヒノキのアロマバス。
ヒノキは日本人にはかなり馴染みのある香りと体感でした。

しかし、精油のように原液(しかも濃縮されているような状態)を直接お風呂に入れるのではなく、精油を取る時の副産物として今まではあまりクローズアップされていなかったハイドロゾルの底チカラを改めて体感させれらたような気がします。
香りもちゃんと感じるし(枝葉由来か、木本体由来かも嗅ぎ分けられるほど)体感もかなりのものでした。
しかも、ハイドロゾルを作るにあたって、非常に重要なのが、「水」。
このハイドロゾルを作っているところは飛騨高山で、お水もとてもきれいで美味しいところでした。なので、香りがより引き立つのかしら?

今回紹介した、木のハイドロゾルは非売品で、OV森の自然学校に泊まられた方のみ体感できます。ぜひ、体感しに行ってみてください。ホント、お勧め。
ハイドロゾルは購入できなかったので、精油は購入してきましたよ!
クロモジはグリーンフラスコでも日本の精油として扱っていたようで、やっぱり血行促進効果が謳われていました。私達の体感は、気のせいじゃなかったのね!(*^_^*)

これをきっかけにまた、ちょっと勉強し直してみようかな、ハイドロゾル。

新訳版が出ているみたいですね。