現在、いちばん流布しているゲンガー。
相性補完としてヒードラン、ソーナンス、バンギラス。
BWの新作発売前に於ける主役は彼らじゃないでしょうか。

主役の座を奪えなくとも、陽の目を浴びせてあげたいのが僕。
環境が変われば活躍しうる子もいるはずということで
注目はこの子たち。

サーナイト:68-65-65-125-115-80 特性:シンクロorトレース
エルレイド:68-125-65-65-115-80 特性:不屈の心

上記の種族値に特性。
技はwikiでも調べていただければわかるんですけども、多種多彩。
自分が使うならば

サーナイト:サイコキネシス、気合玉、十万ボルト、催眠術
エルレイド:思念の頭突き、蹴手繰り、アンコール、催眠術

一応、こういう構成ですけどもまだまとまりきってません。
エスパー技、格闘技、催眠術が確定して残りがなんとも言えないので。
とりあえずは解説させていただきます。


サーナイトの特性に関していえば一長一短です。
シンクロにすれば相手の毒や麻痺に出していけますけども、
トレースであればヒードランやトドゼルガ、ギャラドスに出せます。
また、サンダースや対面でのソーナンスへ強くなれるのも魅力なため
自分はシンクロよりもトレースを推奨します。
スイクンが毒を撒いたり、サンダーが電磁波を撒いたりすることが減ったため
シンクロは環境不適合な感じがするためです。

エルレイドに関して言えば、特性はないものと思うしかないですね。
技や耐性がサーナイトよりも恵まれているので仕方ない。
シンクロやトレースならばかなり評価が上がったと思います。


次に持ち物ですね。
持ち物はいろいろと持たせたいものがあるんですけども、ラム一択。
対面でゲンガーに勝ちたいならば催眠を回避するこれしかないです。
スカーフもいいんですけども、バンギラスやソーナンスの降臨を許す可能性がありえるので
柔軟に対応できるよう、また先発起用の可能性が高いということでラムです。

何故先発起用の可能性が高いのかというと、後出し性能がないからです。
エスパータイプというのは非常に不遇なタイプで耐性が殆どありません。
氷タイプのような攻めに回ればということもなく、無効まであるほどです。
そのために十分な耐久指数があろうとも後出し性能は下がり、
先発での起用をせざるを得なくなってしまうんですよね。
ただ先発起用にラムというのは安定感があるので良しとしていいんじゃないでしょうか。

ここまで書いておいてなんですけども、先発のみの起用ではパスの幅が狭まりますので
きちんと後出し出来る場面なども書いていきますのでよろしくお願いします。


続いては技に関してです。
意識すべきゲンガーに刺さる一致エスパー技に相性補完の格闘技ですね。
サーナイトの場合、気合玉になるんですけども命中率に不安が残ります。
逆にエルレイドなんかは重さ依存とはいえども、一致技で命中も100で安定してますね。

催眠術は必須。
相性が悪くてもSさえ優っていれば有利に立ち回れるので。
またサーナイトの場合、気合玉でバンギラスを落とせないので特に欲しいところ。

ここまではある程度異論が出にくいところですよね。
問題は残りの枠です。
自分の中で候補に挙がったのは挑発、アンコール、十万ボルト、鬼火。
挑発はSが遅いために使いづらいと判断して却下。
アンコールはひとまず保留。
十万ボルトはギャラドス、トドゼルガ、スイクンあたりへの牽制。
物理ATに弱いために退いた際に後続の負担を減らす鬼火、リフレクター。

ここで個別に見ていきましょう。
まずはサーナイトからですね。
サーナイトの場合、アンコールを入れるならば十万ボルトです。
アンコールを決めたい相手というのは主にギャラドス、トドゼルガ、スイクンなどだからです。
しかし、サーナイトにギャラドスやトドゼルガは出てきません。
自分から出していきたいので、既に舞われていたり身代わりがあります。
先制してアンコールを決めれればアドバンテージは取れますが、先制できません。
つまりは使う場面が皆無となってしまうからです。
そういった意味でも優先順位は十万ボルトの方が上でしょう。

鬼火に関して言えば、グロスハッサムやガブリアスへの牽制ですね。
どうしても呼びやすいですからあると便利だと思いますけども、
ヒードランを意識するならばリフレクターというのも選択肢に入ると思います。

続きましてはエルレイド。
サーナイトと違いギャラドスやスイクンに後出しされます。
トドゼルガが出てくることはありませんけども、起点にしやすいからですよね。
そういった場面を防ぐためにもアンコールは面白いんじゃないかと思います。
後攻アンコールになりますが、逆に起点として活かせるならばいいんじゃないでしょうか。
死に出しからこちらの龍舞の起点、毒を起点にゲンガーやヘラクロスの起点など。

エルレイドにはアンコールが合ってるんじゃないかと思います。


どうしてもガブリアスなどの物理ATの厳しくなるのは後ろで補完するしかなさそうですけども、
何に強く何に弱いのかはっきりしているのは個人的に使いやすいと思います。
目的意識もなく漠然とした使い方をするならば仕事を決めてきっちりと働いてもらうほうが上策です。

今回はゲンガー、ヒードラン、ソーナンス、バンギラスに重点を置き、
残りでカバーできる範囲を書きましたが別の戦い方もあると思います。
そういったものを模索していくのがこのゲームの楽しさでもありますからね。

では、長々と長文にお付き合いいただきありがとうございます。
意見などがありましたら、是非書いていただけると嬉しいです。