奈良県吉野郡大淀町にある近鉄 吉野線の下市口駅を紹介したいと思います。

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吉野線はJRと同じ線路幅です。
なので昭和59年までは、吉野線には貨物列車が走っていました。
その痕跡を少し探してみましょう。


駅の反対(橿原神宮前駅)側に踏切があります。
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ちょうど吉野行の電車がやって来ました。


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望遠で。
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この踏切の右側に貨物取扱時の貨物ホームが残っています。
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今はホーム側には線路はありませんが、アップこの写真に写っている枕木は
ポイントがあった事を証明していますね。

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これは昭和59年以前に撮ったボケた写真です。
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一応、この駅で撮った写真ですよ(笑)
左に写っている黒いのは貨車です。
ワラさんでしょうね。
肥料や政府米を運んでいたようです。
こんな写真でも今では貴重??



ここで昭和50年頃の航空写真をご覧下さい。
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黄色い丸で囲んだ部分に倉庫が3棟、貨車が3両ほど写っています。

ネットから拝借した画像ですが、このような倉庫がありました。
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立派な倉庫が建っていたんですね。
そして右端に三角屋根の倉庫がチラリと写っていますが、
その倉庫の残骸がこれです。
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航空写真通りの二段屋根です。

今はツタ屋敷ですね^^。
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ここでまた昭和59年以前のボケタ写真です^^;。
国鉄和歌山線 吉野口駅構内です。
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この写真には一応、機関車と貨車が写っています。
分かりますか??

吉野線の貨物は、この駅で貨車を受け取り、近鉄の機関車が引っ張っていたのでした。




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吉野線、貨物列車に関する新聞記事です。
昭和59年の記事なので、新聞の色が変わったますね。
(拡大出来ますよ)


機関車部分だけトリミングしました。
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近鉄も昔は貨物輸送が盛んだったようで、他の駅でも貨物扱いの痕跡があるかも!!
また探したいと思います。