タンポポ の 栽培 | ハペトロジストの脳ミソ

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1999年生まれのハイイエロー♂、その娘で2011年生まれのハイイエロー♀️2匹含む計10匹のレオパを飼育中。
タイトルの由来はハペトロジー(herpetology)から。



↑奥の植木鉢はセイヨウタンポポ。
手前は先日採取してきたニホンタンポポです。

タンポポは根挿し・根伏せで容易に殖やすことが出来るのだそうで 試しに挑戦してみたら成功したというわけです(^ー^)

採取地は言うまでもなく近隣の無難な場所です。

公園のものは自生しているのではなく 移植して繁殖したものがほとんどで 基本的に勝手に採取してはいけませんからね(^o^;)

ちなみにニホンタンポポは20種類以上存在するそうで そのうち7種類が絶滅危惧種に指定されているようです。

無論 採取してきたニホンタンポポは 絶滅危惧種ではありません( ロ_ロ)ゞ


↑植木鉢ごと貰ってきたセイヨウタンポポも 先日まで沢山咲いていました。

セイヨウタンポポとニホンタンポポの見分け方として総苞片と呼ばれる部分を見る方法が一般的です。

セイヨウタンポポは↑のように 一番外側の総苞片が下向きに反り返る特徴があります。

一方ニホンタンポポは 総苞片が反り返ることはありません。


↑近隣の公園に生えていたニホンタンポポは 恐らくトウカイタンポポ(ヒロハタンポポ)。

ニホンタンポポは 総苞片の内側と外側の長さや総苞片の先端の状態で 種類を判別することが出来るようです。

例外として ニセカントウタンポポと呼ばれる種類は 外来種または交雑種だと言われていますが 総苞片が反り返らないので 見分けるが難しいのだとか。


↑これはまた別の公園に生えていたもので こちらも恐らくトウカイタンポポ(ヒロハタンポポ)です。

近隣のニホンタンポポは ほとんどがトウカイタンポポ(ヒロハタンポポ)らしいので よほど間違うことは無いと思います。


↑これは滋賀県で見つけたニホンタンポポですが 総苞片の細かい状態まで確認しなかったので 種類は不明(-_-;)

ちなみに滋賀県では“カンサイタンポポ”・“セイタカタンポポ”・“ケンサキタンポポ”・“シロバナタンポポ”の四種類の在来種と岐阜県から滋賀県にかけて“トウカイタンポポ(ヒロハタンポポ)”と“セイタカタンポポ”が見られるそうです。


↑これは某公園で栽培されていた“シロバナタンポポ”。

シロバナタンポポは カンサイタンポポの花粉と 韓国のケイリンシロバナタンポポの種子を起源とする事が研究の末に判明したそうですが 在来種として扱われます。

総苞片の尖端が鈎状に反る特徴があります。
また 花が終わる頃には外総苞片が反り気味になるそうです。

そんなシロバナタンポポが 某所に沢山自生しているという情報を得て それも採取してきました。


↑根挿しで 無事に新しい新芽が出ています。

一般的なニホンタンポポは 他者と受粉し合う事で結実しますが シロバナタンポポはセイヨウタンポポ同様 単為生殖で繁殖するそうですので そのうちベランダでも勝手に他の鉢で増えるかもしれませんね(*´ω`*)

そんな事を頭の片隅に置きつつ 最近また例のごちゃごちゃプランターで 新たな雑草が出現しています。


↑タンポポですよね?(*´・ω・`)タンポポカナ...

ベランダ歴1年のセイヨウタンポポの種子が飛んだ説が一番有力ですが 出所不明のサクラソウの例もあるし 移植用のトウカイタンポポやシロバナタンポポの種子が飛んで定着した可能性も無きにしもあらず・・・

花が咲くまで とりあえず様子を見ようかな(^_^;)



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