ママになっても
本気でカラダを変えたい人のヨガ教室
wayoga(わヨガ)
大和田れいこ です
実家から東京に戻ってきてからというもの、朝晩はとくに肌寒くて、9月ってこんなんだっけ??って感じですが、タイトルの通り夏休み気分でお読みいただければ幸いです…♡
ウチの地元では、7月から8月はウニ漁が解禁になります。
と言っても、誰でもいつでも捕っていいわけではありません。
ウニの漁業権を持った組合員じゃないとダメで、年間10日間。
時間は毎回朝の5時から8時までって決まっていて、解禁日には前日に有線でお知らせが入ります。
それを決めているのは漁協なんだけど、天候が良くて波が穏やかな日という条件があるので、漁業権のある家庭では毎日天気予報を観て、 「明日、カゼ(ウニのこと)開ぐんでねぇが~」 なんて大体の予想は立てています。
そしていざ、ウニの解禁の有線が入ると、ウニを捕る各家庭のオヤジ達は、船と道具の準備を開始します。
この辺では素潜り漁は禁止です。
じゃあ、どうやって捕るのかというと、船からでっかい水中眼鏡のようなものを口にくわえて海底を除きながら、カギと言われる長い竿の先にウニをひっかけて捕る二股の金具がついた道具で捕らないといけないんです。
父の船ではありません。
写真がなかったので、綾里漁協オンラインからお借りしました。ここにもウニ漁のこと詳しく書いてます。
私も一度、父親の船に乗せてもらってやってみたんだけど、これが難しい~!!
ウニって、あんなトゲトゲしときながら、物凄い力で岩にくっついていて、手で取ろうとしてもなかなか取れないのに、それをあんな道具で捕るなんて至難の業!!
ウニを捕るカギ
3メートルくらいの竿を操って海底のウニをひっかけて捕らないといけくて、さらに波もあって狙ったところにカギがいかない!
さらに、何もしていなと船は波で流されてしまうので、船外機を操作しながらこれを行います。
私はといいますと、ずっと下を向いて船に揺られていたもんなので、早々に酔って船を下されました。笑
父はこの辺じゃ1番捕れないって母からいつも馬鹿にされていますが、一回一緒に船に乗せてもらって全然採れなかった私は、密かに父は凄いと思っています。笑
一番捕る人は、父の5倍くらい捕ってんですけどね。
さて、この捕ってきたウニですが、家庭で消費しきれない分は漁協が買い取ってくれるんですが、そのままじゃ買ってくれません。
殻をわって、ウニのわた(内臓?黒いやつ)を取り出して、よく見るウニの黄色いところだけにしないといけないんです。
ここからは、各家庭の女性も参加します。
ウニの殻を割って
中身を取り出して
わたを取り除く
これを流れ作業でやっていって、やっと出荷ができます。
父がウニを包丁で割って、母が中身を取り出してるとこ。
ワタを取ったウニ
こんだけ手間が掛かってんだから、そう思うとウニの市場末端価格が高額なのも当たり前ですね。
って言っても、私はお店とかのは美味しくないので食べませんが。
そして、ウチの子供たちも、じーじの捕ってきたウニは大好物~!
みんなでウニ剥きしている隣でいただきまーす。
普段は8月の後半にウニの口開けをすることは殆どないのですが、今回は2週間の滞在中、3回も開きました。
超ラッキー―♡♡♡
なので、捕れたて新鮮なウニを食べたい!!
って人は、白飯をもって、ウニ剥きしている家庭を突撃訪問すれば多分格安で譲ってもらえると思いますよ。笑
そして、生のウニは捕れた翌日くらいまでしか食べられませんが、塩ウニにすれば暫くもつし、冷凍保存もできます。
娘は塩ウニも大好き!
もらってきて冷凍してる。
最近ますます嫌々が激しいお年頃になってきて、気まぐれにしかご飯を食べてくれないのですが、塩ウニおにぎりにすれば食べてくれるということに気付いて、それからというもの贅沢な育て方をしています。笑
さて、そろそろ秋の気配が感じられますが、「ぼくのなつやすみ」的過ごし方、次回に続きます!