9年前のあの日、私は当時勤めていた会社が入っている高層ビル14階の休憩室にいました。
お昼を食べ終え、同僚とおしゃべりをしていたときのこと。
その揺れは今まで経験したことがないくらいの大きさと長さで、アメリカ同時多発テロで高層ビルが崩れ落ちる様子を思い出し、その再来になってしまうのではないかと思ったほどです。
地震が収まるのを待って慌てて散乱したオフィスに戻ると、近くにいた誰かが
『東北で震度7』と教えてくれました。
この時とっさに 津波が来る と直感しました。
私が生まれ育った田舎は海に囲まれていて、漁師など海を相手に仕事をしている人も多く、海の恵みを存分に受けている町です。
ただ、いいことばかりではなく過去に何度も津波の被害にあってきた地域でもあります。
そうしたことから、私たちは小さいころから津波の怖さを事あるごとに教えられ、地震がきたら津波がくるから早く高いところへ逃げなければいけないと何度も刷り込まれて育ってきました。
それなのに何故あの日、海から数百mしか離れていない海抜2mの場所に沢山の人が避難したのか。
そして何故そこで沢山の人が命を落とさなければいけなかったのか。
何故ならばそこが津波の避難場所として指定されていたから。
『行政が決めた場所だから安全なはず』
『みんなが避難しているから安全なはず』
そんな気持ちもあったのではないかと思います。
私も昔、中学校の林間学校の最中、地震で津波警報が出た為その施設へ引率の先生に誘導され生徒全員で避難した経験があります。
そのときは特に疑問に思うこともなく、先生の言われるがままに行動していました。
先生たちも、きっとそういう決まりになっていたからその場所を避難場所として使ったのでしょう。
そのときは幸いにも津波警報もすぐに解除され何の被害もありませんでしたが、もしあの時同じような津波が来ていたら恐らく私も含め殆どの同級生が亡くなっていたことでしょう。
あんなに普段から高いところに逃げろと言われていたのに…。
普通に考えたらそんな場所、安全な訳がありません。
頭の良さそうな人がそれっぽいことを言っていて、沢山の人がそれに同意していたら間違ったことでも正しいと思ってしまう気持ちも分かります。
そして、これだけ情報で溢れた社会で、どれが正しくてどれが間違っているかを見極めるのは難しいことかもしれません。
でも、その一つ一つの選択が未来の自分を作っていくことは間違いのない事実です。
今ではその建物は取り壊され、新しい都市計画も進んでいますが、そのあたりを通る度にそんな思いがよぎります。
『誰かに言われたから』
ではなく、
自分で考え、
何を信じるか、
誰を信じるか、
そして冷静に見極める目
それがどんなに大切なことかを改めて考えさせられる1日でした。
今、テレビやネットでも新型コロナウイルスの情報が溢れかえっていて、まだまだ分かっていないことも多いかと思いますが、
その中でも冷静に判断していきたいです。
少なくともチェーンメールを拡散させる輩にはならないように。。。
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≪3月ヨガスケジュール≫
杉並会館(第一集会室)⇒ 休講
ゆうゆう上荻窪館(和室)
3/1(日) 22日⇒杉並会館に変更
9:10 ~ 10:35 アナトミック骨盤ヨガ®
10:50〜11:50 ストレッチ
ピアチェーレ音楽教室 地図はこちら
3/4、18(水)
11:30~12:30 ままトミック骨盤ヨガ
13:00~14:00 マタニティヨガ
3/11、25(水)
10:00~11:00 ままトミック骨盤ヨガ
11:30~12:30 マタニティヨガ
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