尺うまTV 最終回。

この間！

PASSPO☆の尺うまTVの

最終回の収録に、立ちあった！

オンエアー時間は30分でしたが、

収録は、4時間！

野球と言うものに、触れたことのない、女の子達に、最初は、罰ゲーム的に野球の練習をする というものだった。

いつしか、本気で野球をやろう！

というものにかわり…

最終的に女子プロ野球と試合をする！

という、まさかの無謀な企画にかわっていた。

最後の収録は、QVC千葉マリンスタジアムで観客を入れ、試合をやり、その後、ミニライブ！

と、いうお祭り的な大イベントだった…

しかし、当日！

台風、関東直撃！中止という幕切れ。

本当に、それでいいのか…

PASSPO☆のメンバーは、本気で悔しがっていた！

いや…

本気で悔しがっているものもいた…

スタッフは、考えた…

最後は、やっぱり試合をやろう！

客がいなくても、本当の球場じゃなくてもいい、とにかく試合をしよう！

急遽、グラウンドと相手チームを探し

試合をする事になった。

メンバーに伝えると…

「えっ？試合出来るんですか？」

もう、本気で野球に取り組んでいる、野球少年…いや、野球少女だった！

試合当日！球場に着くと…

台風直撃の日に、企画されてた、プロの球場でファンがまわりを取り囲み、試合の後に、ライブという華やかなステージとは、かけ離れていた…

普通の草野球場で、勿論、告知もしていないので、PASSPO☆を応援する人間は、誰一人としていない…

正確に言えば…

二人…

俺と河口こうへい！

ただ、事務所の仲間

prediaが最初から応援に駆けつけた！

試合が始まった！

前日のフライトで足を痛めた、玉井は、急遽、ファーストへ！

打てない…

捕れない…

守れない…

そういう時に限って、ファーストに、良く球が飛ぶ…

玉井は、足を引きづりながら、必死に球をとりに行こうとするが、かなり厳しい状況！

全く試合にならない！

やむなく、ファーストに河口が入ろうと…

でも、玉井は、それを拒んだ！

「嫌だ！なんの為に野球をしてきたのか、一人かけたら、もうPASSPO☆ではない」

これ以上、無理をして、明日からの仕事に支障をきたす…無理やり交代させた！

玉井は、ベンチで号泣していた…

「みんな必死になってやってるのに、私は何もできない…私、バカみたいだよ」

涙腺の弱くなってる俺は、何度も泣きそうになったが、必死に涙をくいとめて、慰め、メンバーにゲキを飛ばした！

体に、ボールを当てたり、顔面に直撃したり…出来なくても必死にボールにくらいついていく様は、見ていて、アイドルグループという事を忘れる時さえあった。

何とかして、点をとりたい、打ちたいという気持ちが自然と俺や河口に、バッティングのアドバイスを求めてきた！

一つのプレーで流れがかわる！

とは、良くいうもので、

サードフライをなおみんがキャッチし、スリーアウトに！

そこから、バットにあたりだし、ヒットせいのあたりが出だす！

試合中に、みんな一人一人が少しづつ成長していた！

結果…後、ひといきのところで、ゲームセット！

打てなくて、涙…

捕れなくて、涙…

結果、ボロ負けで涙…

応援していた、prediaもいつしか、一緒に戦っているかのように悔しがり、泣き、盛り上がり！

結果…試合はボロ負け！一点もとる事はできなかった。

全くダメだったが、心を一つにして挑むという気持ち！や、PASSPO☆の絆がより一掃深まったに違いない！

尺うまTVが終わった…

最後、一人一人インタビューで野球に対する気持や、尺うまに対する気持ちを聞いてると、流石に、堪えきれなかった…

たかが、深夜テレビの収録！なんて気持ちは、誰一人持って無かった！

小さいチャンスを、何とかものにしたい！

と、いう真剣な気持ちで挑んでいる姿！

芸歴23年の俺は…

改めて、必死に！

と、いう気持ち更に芽生えた！

最近、感動して泣く、悲しくて泣く…

は、あっても、悔しくて泣くという事は無かった。

番組は、終わりました。

でも…

まだ、ファーストステージにすぎない！

必ずや、尺うまTVセカンドが…きっと！

PASSPO☆の今後に期待しつつ、これからも見守りづつけたい！！！

ん？……

俺はなにもんやねん！！（ーー；）