3/15の日本時間20時からCLの抽選会、21時からELの抽選会が行われた。



バイエルンはアーセナルと1stレグでアウェイ、2ndレグでホームで戦う。最近のアーセナルが強いことは重々承知であるが、現在復調しているバイエルンなら余裕を持って突破できると思う。また、バイエルンに追い風となっているのは2ndレグがホームであることだ。今のバイエルンならばその優位性も活かすことができ、ベスト4進出を考えると良いドローだったのではないかと思う。バイエルンの注目選手は今季スパーズから来たケインとダイアー。かつてノースロンドンダービーで活躍してきた選手達は新しいクラブでも良いパフォーマンスを見せることができるか注目である。また、アーセナルの注目選手はドイツ代表のハヴァーツ。レヴァークーゼン時代にはバイエルンを手玉に取ったこともあり、その再現なるか楽しみだ。



ドルトムントはアトレティコ・マドリードとこちらも1stレグはアウェイ、2ndレグはホームで対戦する。ドルトムントは現状できる中で1番良い引きをしたと思う。もちろんアトレティコを引いたこともだが、もし勝ち上がるとPSG-バルセロナの勝者と対戦することとなる。これはレアル・マドリードとマンチェスター・シティを避けることができたことを考えると幸運な事だ。インテル-アトレティコの試合を見ればアトレティコが侮れる相手ではないことは誰でもわかると思うが、良い試合の後コロッと負けそうなのもまたアトレティコである。それを考慮するとドルトムントの勝ち上がる可能性は五分五分だと予想している。現状首の皮一枚繋がっているテルジッチ監督ではあるが、ベスト4に進出できればもしかすると来季もドルトムントで指揮をしているかもしれない。



レヴァークーゼンは1stレグはホーム、2ndレグはアウェイに乗り込んでウェストハムと対戦する。レヴァークーゼンとしては1番引きたくなかった相手であったリヴァプールを避けることができたので悪くないドローであろう。また、レヴァークーゼンは近年ELでイタリア勢に負けてきたのでそれを避けたのも良かった。対戦相手であるウェストハムとは開幕前にPSMを行って4-0で完勝しており、その時の良いイメージが残っているかもしれない。だが、ベスト16では同じブンデス勢のフライブルクが完敗した相手であり、完成度もその頃と比べると高まっていると思うので相当レベルの高い試合になるということが予想される。正直、今の不調なレヴァークーゼンのままだとウェストハムにボコボコされると思っているので、リーグ戦でどこまで調子を上げることができるかが勝負の分かれ目になりそうだ。