日本時間3/15の2:45または5:00から行われるELベスト16の2ndレグ。

ブンデスリーガからはレヴァークーゼンとフライブルクが出場している。先日行われたCLのベスト16ではバイエルンとドルトムントが勝利を収め、それぞれベスト8に駒を進めた。その流れに乗ってELでもブンデス勢が次のラウンドへ進むことができるだろうか。



レヴァークーゼンとフライブルクは双方共にベスト16での相手はGLで同じグループにいた相手となった。レヴァークーゼンはアゼルバイジャンのカラバフ、フライブルクはイングランドのウェストハムである。まず、この抽選結果に驚いたのだが、POを挟んでいるとはいえGLで試合をしたチーム同士がベスト16で対戦可能なのは勘弁してくれと思う。つい最近その試合を見たばかりなので同国対戦不可よりもそっちの方を優先して欲しい。



 試合の話に移ると、1stレグはレヴァークーゼンはアウェイに乗り込んで2-2、フライブルクはホームで1-0という結果であった。

 レヴァークーゼンは抽選会で最後にミランかカラバフの2択でカラバフを引いたため、ベスト8進出に楽観的な声が散見されたが決してそのようなことはない。GLではホームで5-1勝ち、アウェイで1-0勝ちという結果であったが、両試合簡単な試合内容ではなく、特にアウェイでは後半ATにPKでなんとか勝ち越した展開であり、内容的には互角以上にやられてしまっていた印象を持った。また、ベスト16の1stレグでは2-2、ターンオーバーとはいえそれでも前半はカラバフに主導権を握られており、危うくローマ-ブライトン、スパルタ・プラハ-リヴァプールのように1stレグで試合が終わってしまう結末に持ち込まれる可能性もありえた。後半にヴィルツやジャカの投入によって息を吹き返して追いつき、無敗記録を36に伸ばした。2ndレグは前回大勝したホームとはいえ、世間の楽観視したムードほど私は簡単な試合にはならないと思っている。とはいえ、それをなんとかできるのが今のレヴァークーゼンでありシャビ・アロンソなのでなんだかんだ突破はしてくるだろう。早朝の試合が楽しみだ。


 フライブルクはGLではウェストハムに2敗、それ以外は4勝のグループ2位で突破しており、PLのチームに力を見せつけられた形となった。ホームでは1-2、アウェイでは0-2の敗戦であり、スタッツ的には拮抗しているかもしれないが内容的にはまあ妥当な結果だった思う。今季のフライブルクには昨季EL圏内に入ったほどの勢いはなく、リーグ戦では苦しんでいる(それでも現在8位だが)。特にブンデスリーガの上位陣との対戦には滅法弱く、ここまで勝ちがなかったと記憶している。そんなフライブルクだからこそウェストハム相手には厳しいと思っていたのだが、なんと1stレグはホームで1-0勝利。試合をちゃんと見れてないので内容については言及できないがこれには驚いた。また、ここ最近のフライブルクはバイエルン相手に引き分けたり、浅野擁するボーフムとの日本人対決を制したり復調してきている印象だ。特にバイエルン戦では内容もバイエルン相手に引けを取らず、同点弾こそゴラッソであったが上手く戦えていた。個人的な予想では2ndレグでウェストハム相手に逆転されるとみているが、ここ最近の試合を見るとベスト8に進出してもおかしくはない。日本人選手の堂安が所属しているためELでも見られる方々が多いと思うが、ぜひフライブルクを応援して欲しい。