甲子園! なんだかな~① | サガン・フューチャーズ

甲子園! なんだかな~①

暑い中での熱い戦いが繰り広げられている今年の夏の高校野球⚾



強豪同士の試合が早い段階から行われてますが・・・。



BIG3と呼ばれていた横浜の藤平、履正社の寺島、花咲徳栄の高橋が、ベスト8にも残れずに甲子園を去ることになりました。。。



彼らが敗れた試合全てが控え投手が先発して序盤にリードを奪われ、急遽マウンドに上がる形となったものでした。



横浜には石川、履正社には山口という好左腕が控えているため、この二人の起用はあるかもしれないと思ってました。



しかし❗   好投手の今井を擁する、投打に強力な作新学院相手に、控え投手を先発させた花咲徳栄の采配は不可解です❗



高橋に疲れがあったのはわかりますが、連投ではないですし、作新相手では高橋でなければ抑えるのは難しいです。



なぜ??



横浜は左打者が多い履正社が相手でしたから、左腕の石川を起用し、一回は三者三振で最高の立ちあがりをみせましたし、この起用は間違いではなかったと思います。



が、雷のせいで。。。   試合が中断となり、肩が冷えた状態での投球となった石川は本来の投球ができなくなり。。。 そして、石川の出来が良かっただけに準備不足となっていた藤平。 緊急登板したものの、初球を打たれ。。。   横浜は天気に見放されましたね。



この試合で控え投手起用のリスクを感じたはずの履正社が同じ過ちを犯します😱 なかなか負けない強かさを持つ試合巧者の常総学院を相手に山口を先発させましたが、簡単に攻略され・・・。    



山口も良い投手ではありますが、好投手が多いと言われる今大会の中では普通の投手レベルです。。。    履正社は寺島でいくべきでしたね。



また、一回戦屈指の好カードと言われた常総学院と近江の試合でも同じことが!   甲子園の大事な初戦にエースを温存した近江。  控え投手が序盤に捕まり、急遽好投手の京山が登板しましたが、準備不足の状態で勢いづいた常総打線を止められずに更に失点し。。。



京山も先発してたら・・・。



私の大学の高等部も今年の地区大会で、優勝候補の相手がエースを温存してきたため、序盤にリードしてそのまま逃げ切りました。  



エース温存が裏目に出て強豪が敗れることは以前からありましたが、今年はホントに多いですね。



エースを先発させた場合、代えたくても後に控える投手に信頼がおけないため、ズルズルと引っ張って故障させる可能性があります。



控え投手の先発なら代えたい時にスパッとエースに交代できるということで、今年はそういった起用が多いようです。



が、先発とリリーフでは結構違います❗  リリーフには向き不向きがありますから、 リリーフを得意としない投手をリリーフで起用すれば、地区大会ならなんとかなっても甲子園では本来の力を出しきれない可能性が高くなります。



選手の将来を考えたが故の起用かもしれませんから難しいところですが。。。  その起用が投手本人が希望してのものであれば問題ないですが、みんな最初から投げたかったと言ってますし。。。



この起用法、なんだかな~。