もう勘弁!!

やっと、パラリンピックも終わり、通常のコロナ禍の生活に戻った。
オリンピック期間中の感染爆発も、やっと小康状態になってきた感はあります。
首都圏の緊急事態宣言は9月一杯は延長しそうですね。

自民党の政治屋は自分らの政治生命の延命に血眼になっており、世の中の窮状なんか何も分かっていない気がする。
そしてもう一人、世の中の空気を分かっていない人がいた。
橋本聖子 札幌冬季五輪“実現したい”発言に「もう勘弁」の大合唱
日本オリンピック委員会（JOC）は昨年1月、2030年冬季五輪の国内候補地を札幌市にすると正式決定。実現すれば'72年以来2度目となり、北海道出身の橋本会長は会見で「何とか実現できればと思っております」とも語ったという。
今年4月北海道新聞社が市民を対象に実施した世論調査では、冬季五輪の招致に「賛成」「どちらかといえば賛成」と答えた人は48％。「反対」「どちらかといえば反対」は50％で、1年前に比べて賛成回答を上回ったという。

1964年東京オリンピック、そして1972年の札幌オリンピック。
戦後復興のシンボルとして開催されたオリンピックは、それなりに意義があったと思う。
また、それに伴う社会インフラの整備にも意味があった。

インバウンドの増加を狙った2020東京オリンピックはどうだったのか？
無駄な箱物をたくさん造り、これからの維持費が赤になる試算が出ている。
両大会の開催に伴う赤字補填が今後論議される。
東京大会なので都が負担するのが筋・・・
インバウンドの恩恵など無かった地方まで負担するのはお門違いのような気がする。

これらの清算がまだできてもいないのに、2030年の話はないですよね。
箱物で経済が活性化するのは昭和の高度成長期だけ、今更オリンピックはあり得ない。