二兎追うものは 二兎とも得るのだ~さすらいのタケルさん 37 | 音楽でよろこびの風を

音楽でよろこびの風を

世間を騒がす夫婦音楽ユニット 相模の風THEめをと風雲録

さすらいのタケルさん 37

よろこび製造所へようこそ!
相模の風THEめをとのダンナ
いしはらとしひろです。


「おーい!」と呼ぶ声。

あ、あの声はタケルさんだ。
は、は~~い!

「おう、やっと聞こえたか。
ずっと呼ばわっておったのに。
神の呼びかけに応えぬとは
お前もいい根性しておるのう」

なんと一ヶ月半ぶりに

なってしまいました。
僕の大好きな神様
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)
との会話、始まり始まりお~~。

ヤマトタケルノミコトは
開運 道開きの神様でもあります。

今年になってから始めた
よろこび開運掃除。
タケルさんに道を
開いていただいているのかも。

「おい、カボチャ頭。
道を開きたいならなあ」
はい。
何か凄いやり方を

教えてくれるのだろうか?

「道路工事の人に頼め」
あ、あのう………。

時々訳分からない
ギャグ飛ばすんですよね。
神なのに。

「うるさい。
お前の外しまくったギャグよりはマシだ」

「しかしなんだな、これだけ間が空くと
もう忘れているんじゃないのか、

皆様は」
すいません、

よろこび開運掃除のことをやり始めて
諸々忙しくて、書く時間が………。

「言い訳はいいから」
ハイ、すいません。

「で、どっちをやりたいの?」
どっちって、どのどっちですか?


「決まっておるだろ?
音楽か今年になって始めた
よろこび開運掃除か?」
え?選ばなきゃいけないんですか?

「だってお前、
去年 相模の風THEめをとのCDを
出すときに、ワシはもとより
寒川大明神のところにまで行って
たくさん売れますように、と祈ったよな」
は、はい(ちょっと汗)

「で、見たところまぁ

頑張って売っておるようじゃが
4年前に出したCDと売れ行きの具合は
大差ないじゃろ。
お前、あのCDを出す時に
やれることをやり倒します、
位のことを言ったよな」
はい。
やば。タケルさん、怒っているのかなぁ。

す、すいません。
確かに神様の前で誓ったことの
半分もできていません。

「ここで新しいことを始めるのは
別に構わん。
そして前に誓ったことが達成できなくとも
ワシは別に痛くもかゆくもない。

じゃがな、今度の新しいことも
そんなふうに中途半端にしたら
ワシは許さんぞ。

そして今までのお前を見ておると
二つのことを同時に、というのは
あまり上手くいってないように見える。
だから、それで食べていく、とか
売れよう、とか思うのなら
どちらか一つにした方が
良いのではないか?」
もっともすぎるくらいもっともな。
タケルさん、
自分でもよく分かっています。
おっしゃるように、複数のことを同時に
というのは、

あまり得意ではないと思います。

でも、どっちも大事なんです。

掃除は仕事として23年間やってきて
今こそ、掃除の深い意味や意義を
伝えるべきだと思いました。
技術のことだけではありません。
この数年、掃除の持っている
清めや調える効果をはっきりと
実感しています。

これを皆さんに伝えること、
広めることが、多分、

今の僕だからこそできる
大事な役目だと感じているのです。

「そうか。
ワシも今年に入ってからのお前を見て、
生き生きと掃除のことに

取り組んでいるのは
佳きことだと思っていた。
じゃあ、音楽は趣味で行くか?」
いえ。
畏れながら。

音楽も今、掃除の方で忙しいながらも
とても良い状態になってきています。

「はて?CDの売れ行きが
特に良いようには見えぬし
ライブのお客様も

目に見えて増えている、
と言うほどではないよな」
神様が数だけで判断するのですか?

「アホ。
目に見えるモノで結果が出ていないのに
見えない部分で評価してくれと申すのか。
そういうセリフは売れてから言え」
ひゃー!!キビシイ。
でも、確かにそうですよね。

僕にとっては
音楽も掃除も、今や一緒なんです。

「はて?ワシには
だいぶ趣の違うモノにみえるが」
まぁ、それはそうですよね。
おっしゃること、わかります。
でも、私にとって 音楽も掃除も
“人をよろこばせること”

という意味では一緒なのです。

「ほほう、大きく出たな。
して、何人くらいの人をよろこばせた?」

そうですね、

多分延べ1000人以上くらいは。
掃除の仕事の件数、

ライブの回数を考えたら、
それくらいは、

行っているんじゃないかと。

「じゃが、その割りには

儲かっておらんのう」
あ、痛!
なんで今日は

痛いところばっかり突いてくるのかなぁ
久々になってしまったからご立腹?

いや、そんな小さなタケルさんでは

ないはず。

「だからぁ。
現状をよく見ろ。
もし本当に、それだけの人を
よろこばせているのなら
もっとお前は儲けているはずだ」
またまた痛い。
もはや激痛です~。

「よいか、儲けるという字をよく見ろ。
信者と書くだろ。
お前の信者になるくらいの人が
たくさん増えて、

やっと“儲かる”状態になるのだ。
と言うことは、

お前はよろこばせているつもりでも
相手にとっては、

ちょっとのよろこびな可能性が高い、

ということじゃ。


そして絶対数もまだまだ少ない。
本当に芯からよろこばせた人の数が
どんどん増えれば、おのずから
“儲かる”という状態になるじゃろ。

今はまだ、お前が一人で
よろこばせた、

と思っているだけじゃ。

だから、どちらか一つでも
両方、平行してやるでも
どっちでも構わぬ。
だが、そういうふうに

思っているのなら
お前のやることや、言うことに接して
芯からよろこぶ人を増やせ」
はい。
あまりに痛すぎて

アタマが上がりません。

「そのよろこびの質量共に
“たくさん”と

言えるような状態になったら」
なったら。

ゴクリ。
「そのおまけで儲かるようになるよ。
そしてそのお金を、
さらに人がよろこぶことに使うのじゃ」
はい。そうしたら。

「そうしたら、もっと、儲かるよ。
だが、特にお前みたいなやつは
自分の快楽や欲望のためだけに
金を大量に使うと、多分ダメになる。
というかお前はそういうタイプだ。

だから、両方やりたいのなら
やればいい。

ただ、よろこびの温度を上げろ
質も量ももっともっと増やせ。

人をよろこばせる、が

大事な勤めだとしたら
ちまちまとしたところで

満足するな。
お前は欲を持つところを
嫌う面も持っているが
そのことには貪欲になれ。
と言うか、
かっこつけてる場合じゃないだろ?

お前」

うわぁ。
久しぶりにお話ししたと思ったら
今までで一番厳しいタケルさん。

でも、

おっしゃることはよく分かります。
刻みました。

両方とも大事だから
両方とも成功させますよ。

「言ったな」
にやりと笑うタケルさん。

「そこまでの

想いを持っているのなら
ワシも………」
え、え?
何か凄い力でも

授けてくれるんですか??

「どこまで行ってもアホじゃな。
見守ってやるよ。それで充分じゃろ」

はい。


久々のタケルさんとの会話は
思いもよらぬ

厳しいものになりましたが。
でも、気持ちは引き締まりました。

やりますよ、いしはら。

あ、そういえばタケルさんの
神棚を新しく作る
と言っておきながら、
まだ作っていないのが
いけなかったのかなぁ。

「ちが~~う!
というか、神棚も早く作れ!
そして言っただけのことは

やってみろ~~」
はい~~~。

と、首をすくめる いしはらでした。

 

最後まで読んでくださって

ありがとうございます。

 

この会話は

いしはらの脳内会話です。

 

過去の さすらいのタケルさんは

こちらから読めます

 

【相模の風THEめをと ライブ情報】

2月22日(土)

大阪 東心斎橋
ライブ居酒屋「ら」

大阪市中央区東心斎橋2-3-13
19時半開演 1,500円(3ドリンク付き)
相模の風THEめをと 吉田ふくたろう

ガッツリ濃厚ツーマンライブ

 

「ら」は2月いっぱいで閉店。

お店にも会いにきて〜。