ワクワクしながら過ごした一日~レコーディングはワンダーランド | 音楽でよろこびの風を

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世間を騒がす夫婦音楽ユニット 相模の風THEめをと風雲録

よろこび製造所へようこそ!

相模の風THEめをとのダンナ

いしはらとしひろです。

 

ワクワクすることをやると良い!
というじゃないですか。

本当にそうですね。

僕にもいくつか
そういうことがありますが。

今、相模の風THEめをとの
新しいCDアルバム「ことほぎ」の
録音の第4コーナー回った
あたりまで来ています。

録音するパートの残りはあと少し。
あと3回スタジオに入れば
オーケーかな。

CDにするには、録音の後に
「ミキシング」
「マスタリング」という工程があります。

録音とミキシング
この作業が面白くてたまらない。
大好きだし、燃える。

image
ミキシング、というのは
別々のトラックに録音されている
歌や楽器を
通常のCDプレイヤーで聴いて
聴けるように 
ステレオ(2トラック)に
まとめることです。

このアルバムは
去年の6月から少しずつ
録音を進めているのですが、
最初の3ヶ月くらいは
あまり録音自体を楽しめていなかった。

久々の録音で
いささか勘が鈍っていたことと、
自分の演奏が今ひとつ気に入らず、
何度も録り直しをしていたこと、
などが原因でしょうか。

レコーディングはファンタジーだ、
ということを
以前のブログでも書きましたが
ライブでカッコイイ演奏が
必ずしも
レコーディング向きとは限らない。
その逆もしかり。

ライブだったら
少しくらいリズムがずれていたって
音程が少しくらい甘くたって
その日ならではの
勢いと気持ちが乗っていると
いい感じに聞こえることが
ままあります。

勢いが乗っている分
むしろ
細かく調整しすぎない方が
良い場合もあります。

でもレコーディングでは
その勢いと正確さ、というか精度が
両立している方が望ましいのです。

9月くらいまで
仕事も相当忙しく
なかなか納得のいく
録音ができない上に
レコーディングに向かう時間が
あまりにもとれず
イライラしていた、
というのも原因かもしれません。

イライラは良くない(笑)

10月くらいから

本来の感じを取り戻し、
レコーディング自体が

楽しくなってきました。


今時のレコーディング
コンピュータレコーディングが

99パーセント。
コンピュータ内でも色々と
リズムや音程を調整したり
~要するに間違った音程や
リズムを修正できるのです~
とありますが、
僕が使っているのは
ハードディスクレコーダー。
PCでの作業は基本的になし。

故にそういった修正作業もほぼなし。
もちろんそれ以外にも
レコーディングやミックスの際
のギミックや工夫は
たくさんあるのですが、
演奏自体の修正はほぼなしです。

うまく弾けないんなら
練習して録り直せ。
うまく歌えないなら
練習して歌い直せ。

今時、「巨人の星」か??
ってなくらいのストイックな?
やりかたです。

まぁ、単に僕がPCの
音楽録音・編集ソフトを使いこなせず、
かつ、どうにも好きになれない、
というところにも起因しているのですが。

でも、このやり方が好きだし
納得いくものが作れる。

ちゃんと聴ける
良いものが作れるのだったら
使いやすいやり方の方がいいのです。

その分
マイクの種類や
録音するときのマイクの立て方なんかは
結構こだわっています。

録音って、
当たり前のようですが、
まず良い演奏良い歌唱ありき。
そして、その上で
録音時の最適な環境
マイク選びや
マイクと演奏者の距離、
などで もうかなりの部分が
決まります。

特に空気感、ですね。

録音によって
とてもうまいし、綺麗なのだけれど、
「空間」が感じられないものもあります。

そこでしっかりやっておけば
修正もほとんどいらず、

エフェクター
~音を変調させる、調整するもの~
も過度に使う必要もなく。

でも、それを
どんな音質で、どんな音量で
どんな定位で組み合わせていくか。
これが僕の大好きな
ミキシング作業の肝ですが。

これで音楽の印象が
全然違ったものになります。

たとえば、もこもこの音質で
ヴォーカルも引っ込んでいて
聞き取りづらいミックスができたとします。
でも、アーティスト本人や

プロデューサーが
「これでいいのだ」といったら
それでオーケーですし。

 

音楽にもミキシングにも正解はない。

同じ演奏を
シャキシャキの音質で
ヴォーカルが前面に
出るようにミックスしたら
もう、「別テイクですか?」
というくらい 
全く別物に聞こえます。

今はまだ
本ミキシングに入る前。
まだ録音自体も少しだけ残っているし。

この段階が一番楽しいのです。
今ある音を元に
脳内でどんな風に仕上げていこうか、
色々と理想の音を鳴らしています。

その通りになることもあれば、
ならないこともある。

でも、この「夢想する時間」が
大切なんだろうなぁ。

そしてめちゃくちゃ楽しくて
ワクワクする。
   ↑
今、ココです。

そしてすごく気分がいい。

これにたくさん時間を割けるように、
他のやること、やるべきこと、
も ちゃっちゃとやろうと
いう気になります。


そのワクワクの結晶
相模の風THEめをとの
CD発売ワンマンライブはこちら!


2019年5月25日(土)
18時30分 開演
御茶ノ水KAKADOにて

相模の風THEめをと
with美和+ゲスト
CD ことほぎ
レコ発ワンマンライブ
予約特典付き

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