バンボストック ライブレポ 本物のラブとピース | 音楽でよろこびの風を

音楽でよろこびの風を

世間を騒がす夫婦音楽ユニット 相模の風THEめをと風雲録

今年も行ってまいりました。
兵庫県は姫路市。

牧野キャンプ場で開催された「バンボストック Vol.8」
僕らは2014年から連続して参加していますがので、

早5回目の出演です。

先の記事で預かった寄付のことを書きましたが、

今日はライブレポ。

東北大震災と熊本大震災の

復興支援を掲げたこのイベント。
そして。
バンボストック、という名が示す通り、

ウッドストックをも思わせるピース&ラヴな会場の空気。

 



イベントは自分が主催することもあるし、

他の方の主催するイベントに呼ばれて

歌いに行くこともあるけれど。
どのイベントにだって、

そのイベントならではの

素敵な空気感というのがあるものですが、

このバンボストックはまた格別。
大好きです。

イベントって歌う人の演奏の充実具合も、

もちろん大事なのだけれど、

それ以上に主催する人の気持ちや

お客様に対する気遣いというのが

本当に大事なんだよなぁ、

というのを、このイベントに来るたびに、

再認識させられます。


良いモノ作るぞ、というのを 

肩に力入れて大声で主張するのではなく、

さりげなく、でも注意深く見れば気づくという、

実にオトナな気遣い。素敵です。



だってこういう感じの、

口先だけではない「ピース&ラヴ」
なかなか出会えないもの。


相模の風THEめをと セットリスト

唄語り~薄れ始めた記憶をたどって
1.    ふるさとへ帰ろう~アイスまんじゅうの詩
2.    ハレルヤ(泉谷しげる カバー)

 



相模の風THEめをとを何度か見てくださっている方なら、

ご存知だと思いますが、
年に2~3回「唄語り」というスタイルで

『語り』と「歌」を織り交ぜて一つのステージを作る、

というのをやっています。

バンボストックは野外イベントだし、

あんまりそういうスタイルには向いていないかな、

と思った時もありました。

でも、あの素敵な山の空気の中で

一度は「唄語り」してみたいなぁとも思ってもいました。

楽しい感じのステージが続く中、

はっきりと「重い」モノになるのは分かっていましたが

、震災から7年たっても『復興支援』を掲げる

バンボストックだからこそ、

一度ガッツリと言葉を届けてみたいと言う想いもあり。

 



みんな ガレキガレキって簡単に言うけどさぁ、

あれはオレたちの生活そのものだったわけよ。
ガレキは瓦礫じゃない。
我が歴史、「我歴」と書いてのガレキなんだ、

と言った、

石巻のTさんの言葉を、

そして僕たちが かの地で出会った様々な言葉たちを 

届けたかったんです。

出演の一時間ほど前、ちょうど夕日が沈むころ。
牧野キャンプ場の山の神様と対話していました。
「今 届けるべき言葉と歌を 僕たちがきちんと届けられますように」

長くはない語りと二曲の演奏なのに、

ステージを終えた時には

使い果たした感がありました。

この言葉たちを届けられてよかったなぁ、

と心から思いました。

自分で言うには本当におこがましい言葉なのですが。
鎮魂、に少しでも近づければ。


ライブ後は、例年通り。
食べて語って飲んで語って。
そしてこれも例年通り、

翌日の撤収作業をお手伝いして、

お昼を皆さんと一緒に食べて。

最高のイベントに参加できて、

関われてうれしいです。

写真は小林しょーじさんより

いただきました。
小林さん、今回はいろいろとお世話になりました。
ありがとうございました。


そしてもちろん。
ご来場のお客様、

主催のバンボスさんはじめスタッフの皆様。


最高の空間を作ってくださってありがとうございました!



来年もまた!

 


そして今週末は、今度は福島・相馬の海開きです!
西へ東へかけずりまわるめをと。

おーいえ~~。