始まった その1 バイオリンとセッション | 音楽でよろこびの風を

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先日の音楽観光が終わって
自分の中でいろいろなものが終わって、始まった。

大きなことも小さなことも。


まず、自身の音楽。ライブ演奏。今後の音楽活動。
イベント音楽観光のあり方、見せ方。
全部見直そうと思う。

音楽する、ということに関しては
良い曲を作ろう、とかより良い演奏を、というのは当然のことだし、
今までも常に頭に置きながら活動してきた。
もちろんそれらのことを意識しつつ、
ぶっ壊しながら、新たな領域を開拓しながら進む。
荒野を なた一つ持って切り拓いてゆく人、を目指す。


昨日、バイオリンの方とセッションしました。
去年の7月のライブで知り合った、フクダマキコさんというバイオリン奏者。
彼女と音を一緒に出すのは初めて。
バイオリン奏者と一緒に演奏するのも初めて。
彼女はクラシック畑の人なので、普段はアドリブとかもあまりやらない。
いわゆるポップス系の音楽を演奏することもまずない。
一方僕は、譜面も読めないし、クラシック音楽の知識も
ほとんど初心者レベルだし、絶対音感などもないし。
そんな二人がどんな音を。


何も決めず、曲も用意せずに入ったスタジオ。
曲のキーだけ決めて、延々アドリブでの応酬。
僕も彼女も、けしてアドリブが得意なわけではない。
まとまりがあるわけでもない。
全部4セッション行ったのだけれど、
最初のセッションが『始めまして』と様子を探るような形で始まり、
でも回を重ねるごとにお互いほぐれ、
4回目のセッションではちょっとは飛べたかな、くらいの
フクダさんいわく『日本の領海からは外へでた感じ』なはじけかただった。
面白い音、へんてこなからみ、そんな瞬間はいくつもあった。
その瞬間を得たことだけで、昨日は上出来です。


彼女も、後で話を聞くと、音楽の表現の仕方、の根っこの部分で、
考えること、迷うこともあるようだし、
僕も今までやってきたことを、ぶっ壊すようなアプローチをしたいなぁ、
と思っていたので、この組み合わせはちょうど良いかも。

この二人で、ライブをやることになりそうです。
だいぶ先になるとは思いますが。


いわゆる『歌モノ』にキレイに絡むバイオリン、バックをうめるバイオリン。
別にそんなの欲しくありません。
僕らがやらなくたってそんなことはもう誰かがやっている。
ありえない音の絡み方でバイオリンとギターと歌が、拮抗したら。
織り成す糸が、今までに見たことのない色を見せるような音がつむげたら。

初のバイオリンセッションは、いきなり高い山を目指すことになりそうです。


始まったぞ。


いしはらとしひろ ライブ情報

4月26日(日)
町田ターミナル広場 フリーライブ
15:00~
かみさん、風来直も出演です

5月3日(日)
町田万象房 18:30開演 1500円+オーダー
http://musictown2000.sub.jp/banshowboh/
競演 すみよしたけし 爆裂エッグス

5月8日(金)
京都夜想

5月10日
大阪ロージー