初日、眠剤が効かなかった父ですが、
その後、少しずつ、効いていたようで、
5月〜7月、ノンアルコール酎ハイでなんとか満足してくれていて、
夜も前よりは早く寝るようになり、
7月からは、デイサービスにも参加するようになり(嫌々だったようですが…)
落ち着いてきたように見えました。
私も、ノンアル酎ハイをケースで施設に送って、それを施設の方が、毎日2〜3本ずつ父に渡してくれているようでした。
でも、父の服薬や、お酒の世話や、母の通院など、手間がかかる事が多くなり、
施設のプランを、プラス1万円のプランに変えました。服薬や通院がセットになっていて、別料金で支払うよりお得だったからです。
それから、父に、連絡帳を書いて、置いてきました。
●お酒は一日2〜3本。
●必要のないお金はおろさないで。
●今はお母さんの具合が悪いので、いつもお医者様に診てもらえるようにこの施設で暮らしているのです。
など、書いて来た記憶があります。
口で言っただけでは、絶対忘れるので、文字の方が少しはマシかな、という事です。
少しはマシでした。
毎日「帰るからな」って電話で言われると、
「連絡帳見て。母が元気になるまで、まだ帰れないんだよ。」
と、説得の時間が短縮できたので^^;
そんな不安定ながらも、以前よりは平和なような日々に…事件が起きます( ; ; )
実家にいた頃に、なぜか、父や母のお世話をしに来ていた、謎の女性サトウさんが、それまでもなんどか施設を訪れていたようなのですが、
それまでは、面会だけだったのに、
ある日、外で待ち合わせしたらしく、夜に、父を連れ出したそうなのです。
しかも、施設のある街の、駅の近くのスナックに……(TT)
父はご機嫌でほろ酔いで帰って来て、
すぐ、寝たそうです。
一生懸命、お酒を抜いていた努力が……(T ^ T)
水の泡になってしまいました。
そして、「帰りたい」と、また時々、施設の方にも言うようになってしまいました。
私は、サトウさんに電話するのも嫌だったので、
ケアマネジャーの方に、電話して貰い、
事情を説明してもらいました。
そして、父と母のために、
「もう2度と施設には行かない」
「電話もしない」と、一応、約束してくれたそうなのですが………。