11/22 南アルプス市3番目に訪れたのは、高野山真言宗の加賀美山護国寺です。

 

今から1200年前の大同年間に開創され、
嵯峨天皇より護国の寺号を賜わる当山は、
加賀美遠光公・武田信玄公ともゆかりが深く、
戦乱などによる幾多の栄枯盛衰を重ねながら、
甲斐の名刹としてはるかなる歴史を刻みつづけてきました。

近年では明治の廃仏毀釈で多くの地領を失い、
また第2次世界大戦などで一時は荒廃しましたが、
現在は不動明王殿を建立し、
今に残る貴重な文化財を紹介するなど、
新たな歴史を築いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在の鐘楼は、室町時代初期の建立という。屋根は入母屋形式。胴張りのない真直な方柱、そのうえの裁断部上の円柱で支えた楼造ながら、古代寺院の鐘楼形式をよく示している。殊に下層の方柱(高さ295センチ)根石は自然礎石で、柱はそのうえに直接立ち、それぞれ面取り(隅切)の割合は大きい。ただし上層構成の円柱(高さ184センチ)、虹梁、三斗(みつど)などの木組は改建立時の補強と思える。付・梵鐘:銘文はなく、制作年代不詳、伝鎌倉時代、龍頭(懸金)は高、幅27センチ、鐘は頂部から基部まで120センチ、口径88センチ。音色重厚の名鐘である。

 

 

 

 

 

弘法大師像

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

国内最大級の木造不動明王像があるお寺

南アルプス市にある真言宗の寺。平成7年に開眼した不動明王像は樹齢1000年近くというアガチスの巨木を使った物で、高さ約7m、重さ約2トン。国内の木造不動明王像では最大級。

 

不動明王像

 

 

切り絵が…。

 

 

傍で見ると迫力が有ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

可也広い敷地なので、写真を撮りながら1時間掛かりました。

此処からは国道20号線を通り、途中道の駅甲斐大和で買い物をして、悠々と帰って来ました。

 

ご覧頂きまして有難うございます。

 

       m(_ _)m/