佐上邦久と長崎散策

佐上邦久と長崎散策

佐上邦久、生まれも育ちも長崎県。
他県に出たことはないんですが、地元長崎を愛しています。
もっと長崎を知ってもらいたいと、このブログを立ち上げました!
仕事の関係で、更新は不定期ですがどうぞよろしくお願いします!

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佐上邦久が今回語る長崎の人気グルメはチリンチリンアイスです。


「長崎に旅行に行くんだけど、なにか美味しい食べ物を教えて!」とたまに聞かれることがあります。候補はたくさんありますが、必ず挙げるのが「チリンチリンアイス」です。

 

生まれも育ちも長崎の佐上邦久からすると昔から大好きな超ヒット商品なんですが、帰ってくる反応からするに、他県のひとにはあまり馴染みのないものなのではないでしょうか?ほぼ100%聞き返されます。
「そもそもチリンチリンアイスってなんなんだろう?」と思う方。


「チリンチリンアイス」というのはアイスクリームとソフトクリームが合わさったもので、昭和30年ごろから販売されている歴史のある商品です。

 

名前の由来は、発売当時三角巾と割烹着姿の販売員さんが、鐘を「ちりんちりん」と鳴らしながら流し売りをしていたことから親しみをこめてそう呼ばれるようになったんだとか。


ベテランの販売員さんになると、アイスの形をバラの形にしてくれるんですが、子どものころやってもらってすごくうれしかったのを覚えています。

こんな風に、味と見た目、両方で楽しむことができるアイスはなかなかないんじゃないでしょうか?


デザインが可愛らしいので、小さなお子さんや女性にも人気のアイスですね。
またこのチリンチリンアイス、実は定価100円なんです。

安くておいしいので、地元民だけでなく修学旅行生や旅行客の方もよく買っていかれるんだとか。

 

佐上邦久が今回語る長崎の人気グルメはちゃんぽんです。


長崎に来て食べたいもの、来たら是非食べて欲しいものといえばちゃんぽんです。

観光客だけでなく、長崎の地元民も日常的に食する大衆麺料理、必食ご当地グルメです。

佐上邦久も、県外の知人が来たら食べに連れていきます。


100年以上前、中国人留学生や華僑のために安くて栄養タップリな食事を提供したいと考案されたのがちゃんぽんの発祥です。

 

今は、お店オリジナルのアレンジはあるものの、鶏がらベースのほんのり甘くてコクのある白濁スープに、食べごたえのある長崎の海の幸山の幸が豪華に加えられています。
豚肉、魚介類、野菜などの具材を贅沢にたくさん使うので、見た目も豪華ですがそれぞれの素材の旨みもプラスされてとても美味しいです。

 

最近は変わり種ちゃんぽんで、角煮をトッピングした進化系ちゃんぽん、フカヒレや干しナマコが入った特上ちゃんぽんもあります。
食べようと思えば日本のどこでもお店があり食べることができるちゃんぽんですが、日本三大中華街のひとつである長崎新地中華街はちゃんぽん発祥のお店はもちろん、たくさんの中華料理店があり、お店自慢のちゃんぽんを提供しています。

 

昔ながらの味を受け継ぐ一杯があります。中華街以外でも、街中の食堂だと大抵のお店のメニューにあるほどちゃんぽんは長崎に浸透しています。

 

島原方面でもちゃんぽんを推す飲食店が多いですので、長崎のちゃんぽんとの味比べも楽しいものです。

 

佐上邦久が今回語る長崎の人気グルメは皿うどんです。


皿うどんは、油で揚げた麺を皿に盛りつけて、野菜たっぷりのあんをかけたもので、長崎人も大好きなご当地グルメです。

ちゃんぽんと人気を二分しています。

麺は、パリパリ麺の細麺のほか、太麺、中麺と3種類あります。

パリッと揚げた細麺はサクサクした食感がクセになります。

 

ちゃんぽん麺を香ばしく焼いた太麺は、上にかけるあんやスープがほどよく染み込んでこれまたクセになります。

中麺は名前の通り、細麺と太麺の中間の太さで、麺が細くなる分ボリュームも抑えつつ太麺の味わいが楽しめます。長崎新地中華街の中華料理店では、この中麺が観光客に一番人気のお店もあります。地元民は太麺愛好者が多いです。
あんのベースはちゃんぽんにも使われる鶏がらベースで、そこに豚骨や醤油などが加わりお店オリジナルの味になります。

具材が豊富なのも特徴で、豚肉や魚介類、新鮮な野菜があんとマッチして麺にからみます。佐上邦久も小さい頃から食べているのに全然飽きない、皿うどんです。


長崎では特製のウスターソースをかけて食べるのが一般的です。

このウスターソース、皿うどんを出前で頼むとオロナミンみたいな茶色のビンにたっぷり入って一緒に配達されます。長崎では来客時に皿うどんをとることがよくあります。

 

この時、一人前ずつではなく、頼んだ人数分三人前、五人前とどどーんと大皿に盛られて届く皿うどんのルックスは、他県民に必ず驚かれるテッパンなのです。

 

佐上邦久が今回語る長崎の人気グルメはカステラです。


カステラというのは元々ポルトガルから持ち込まれたお菓子です。

しかし、皆さんのイメージするカステラは日本独自の形をとっており、お菓子としての区分も和菓子とされているぐらい日本に定着したお菓子となっています。

 

ただ、このカステラもいまや多くのお店で販売されており、シンプルなお菓子であるだけに、素材や製法にこだわって作られたものが数多くあります。

知っているだけでも、高級卵を使ったものから、底にザラメのついたもの、抹茶の風味がついたものまで色んな種類のカステラがしのぎを削っています。


このカステラ、もちろん長崎県民の昔ながらのおやつとしても食べられているのですが、やっぱり長崎に来た際のお土産としてのイメージも、これまた強いのではないでしょうか。

長崎には修学旅行生がシーズンになると押し寄せてくるのですか、その子たちの手には一様にカステラの袋がぶら下がっていて、中には食べながら歩いている子もいるくらいです。


そんな全国的な人気を誇っているカステラですが、皆さんはどういった食べ方をされているでしょうか。

和菓子と区分されているくらいですから、もちろん緑茶には合いますし、紅茶やコーヒーと食べられる方もいるかと思います。

しかし、佐上邦久がオススメしたい食べ方は、牛乳と食べる、です。

 

昔ながらのカステラには、童心の蘇る牛乳が大変よく合いますので、皆さんも是非試してみてはいかがでしょうか。

 

 

佐上邦久が今回語る長崎の人気グルメは角煮まんです。


長崎では本当にポピュラーな食べ物で、学校帰りや仕事中のおやつなどとしても親しまれています。会社の後輩は朝食としても重宝しているようです。

東京出身の友人に話をした時は、そんな習慣はないとびっくりしていました。


今回改めてその魅力について考えてみると、やはり角煮がとても美味しいという点が挙げられると思います。

長崎ご出身の方だとご存知だと思いますが、こちらの醤油ってコクがあって甘いんですよね。

もちろん、甘みが必要ない料理の場合は薄口醤油を使用します。

佐上邦久行きつけのお店のおじさんいわく、この醤油でしっかりと煮込むことが重要なのだそうです。
そしてもう一つが、皮ですね。

もちろんパン生地のようにイーストを使い、発行させる作業とベーキングパウダーで使うことで、あのふわふわでもちもちの皮が出来上がるわけです。店舗によって皮自体も味や食感が全然違います。

角煮の味付けとのバランスもあるので、食べ比べしてみるのもとても楽しいですよ。
そして、ここは意見が大きく分かれるのですが、一緒にはさむ野菜の存在です。

大体4タイプの・角煮だけ、・ほうれん草と角煮、・チンゲン菜と角煮、・ネギと角煮に分かれます。佐上邦久としては何か一緒に挟むことをお勧めします。

ほうれん草はクセがなくてシンプルですし、チンゲン菜は独特のクセがハマるととてもクセになりますし、ネギはあのシャキシャキ感がたまりませんね。


冷凍の物も販売されてますから、県外から来られた方にはお土産として買っていかれるのもいいかもしれませんね。

 

佐上邦久が今回語る長崎の人気グルメは佐世保バーガーです。

 

佐世保バーガーは佐世保の郷土グルメともいうべきもので、佐上邦久にはとてもなじみ深いメニューです。

今では全国的な知名度のある食べ物だと思いますが、東京などに住む人には今ひとつ伝わっていない部分もあるみたいですね。
そもそも、佐世保バーガーには決まったレシピ(スタイル)はありません。いくつかの条件を満たせばそれが「佐世保バーガー」なのです。

 

その条件とは、「佐世保市内で提供する」「注文を受けてから調理を始める(作り置きをしない)」「調理は手作り」です。

 

これらの条件を満たせば、具材やパンの大きさは完全に自由です。そのため、お店ごとに個性のある佐世保バーガーが楽しめます。

佐世保市内以外でも佐世保バーガーを販売する店が多いのが実情ですが、厳密にはそれらのお店のハンバーガーは佐世保バーガーではありません。


佐世保バーガーの歴史は、太平洋戦争の終結後から始まります。

戦争中から佐世保には海軍の港があったため、終戦後にはアメリカ海軍の関係者がやってくるようになりました。

日本人とアメリカ人との交流のなかでハンバーガーのレシピが伝わり、日本人による手作りハンバーガーの店が出されたのが佐世保バーガーの原形になります。


その後は、食品イベントなどを経由して佐世保バーガーの知名度は全国的に広まります。

 

地元でも支援する動きがあって、佐世保市などによって「佐世保バーガー認定制度」が始まったり、有名マンガ家によるイメージキャラクターが作られたりしています。

 

佐上邦久が今回語る長崎のおすすめスポットはグラバー園です。

 

グラバー園は全国的にも有名な観光地ですが、生まれも育ちも長崎の佐上邦久にとっても愛着のある場所です。

学校行事やプライベートで何度も行っているのですが、長崎のなかでもおすすめ度の高い場所だと思っています。


グラバー園の名前の由来は、イギリス人男性の名前から来ています。

トーマス・ブレーク・グラバーというイギリス人の貿易商が長崎港を拠点に活動していたのです。グラバーは1859年に来日しました。日本に好意的な感情を持っていたらしく、日本人女性と結婚して、1911年に亡くなるまで日本を離れることはありませんでした。

当時の長州藩や薩摩藩などの要人と交流を持っています。


グラバーが住んでいていた邸宅が、グラバー園内にある「旧グラバー住宅」です。

改築や増築が行われていますが、現存する木造洋館としては日本最古級のものです。

グラバーと同じように貿易商をしていた人物であるリンガーやオルトの住宅も園内に残されています。
グラバー園は西洋風の歴史的建造物も魅力ですが、長崎港を見下ろす立地にも特徴があります。

高台にある敷地のなかに遊歩道が整備されていて、気持ちよく散歩を楽しめます。

園内はバリアフリー対応ができているので、車いすを使っている人でもおおむね問題なく楽しめるはずです(斜面や石畳もあります)。

長崎港が古くから国際的な交流の場であった面影を感じられる場所として、グラバー園は全国の皆さんにおすすめできる場所です。

佐上邦久が今回語る長崎のおすすめスポットは軍艦島です。


正直、軍艦島がこんなに全国的に有名になるとは。

長崎に生まれ育った29歳佐上邦久ですが驚いています。

 

長崎人の中では、軍艦島というより、端島(はしま)と呼ぶほうがしっくりくる人も多いくらいです。
2009年から上陸が可能になりました。

海上炭鉱都市であった周囲1200メートル程度のこの島には、5000人もの人が暮らしていました。

日本最古の鉄筋高層住宅の30号棟アパートは、雨風にされされながら30年以上たつ今も構造を残しています。

炭鉱の中枢である総合事務所はレンガ造りでしたが、現在はほぼ崩壊しており、壁の一部分が残っています。
高層ビルや小中学校の建物の廃墟群が、端島の島影が軍艦に見えることから通称軍艦島と呼んでいます。

連日、軍艦島の歴史に詳しいガイドがつく軍艦島ツアーが開催され観光客に人気が高いツアーになっています。

長崎港のターミナルから船で40分ほど離れてるので、天候次第で中止になります。実は、軍艦島はコンクリートの外壁で囲まれて港がなかったのです。

今は安全な桟橋が建設されていますが、当時はドルフィンという人口の小さな島を作り、桟橋を架けています。

天気がいいと爽快な船の旅ですが、風が強くて上陸できないケースも起こっています。
島は舗装されていないですので、上陸する時には歩きやすい運動靴と服装がおすすめで

す。

産業遺産は近くで見ると迫力満点です。

佐上邦久が今回語る長崎のおすすめスポットは新地中華街です。


長崎新地中華街は、横浜・神戸とともに日本三大中華街と呼ばれています。

中華街といってもサイズ感はコンパクトで、250メートル四方の十字路の中に、たくさんの中華料理店や中国雑貨、中国菓子のお店が立ち並ぶ、長崎を訪れた観光客なら必ず立ち寄るスポットなのです。
メイン通りになる十字路は石畳が敷き詰められています。

毎年2月のランタンフェスティバルの時期はたくさんのランタンが飾り付けられ幻想的な雰囲気になります。観光客はもちろん、長崎人も毎年楽しみにしているお祭りです。

佐上邦久も毎年必ず足を運びます。
中華街の中は、お店の前で肉まんなどの食べ歩きグルメが売っていて、テイクアウトしたものを南門がわの湊公園で食べるのも楽しいです。


ちゃんぽんや皿うどんといった長崎の定番グルメのほか、本格中華料理が食べられるお店は、特に土日は行列必死です。

平日のお昼の時間もなかなかの混み具合ですが、並んででも食べたい、並んででも食べてもらいたい長崎の味です。


唐人巻は、通称よりより、と呼ばれるねじねじのよじれた棒状の中国菓子です。

甘さは控えめですが、いい歯ごたえのある中華街のお土産の定番のひとつです。

中国菓子はハート型や月餅など、形がかわいいです。中国茶も人気があります。
中国のおもちゃもキッチュで面白いですが、色鮮やかでセクシーなチャイナドレスも人目をひいています。

佐上邦久が今回語る長崎のおすすめスポットは長崎バイオパークです。


長崎バイオパークは、長崎にある動物園と植物園の大型複合施設です。

出来るだけ動物たちの柵・檻を無くしてあるという特徴があり、人と動物が直接ふれあえるスペースがたくさんあります。世界中の動物たちがエリアごとにのびのびと過ごしているのを見れるだけでなく、フラワードームなどをはじめとした植物も観察することができるのでお勧めです。


日曜・祝日は、カバのいる「カバの池とキツネザルの島」エリアや「カンガルーの丘とリスザルの森」エリアで珍しい動物たちにエサやり体験も行っているので、普通の動物園などとは一味違った貴重な体験ができると思います。

 

佐上邦久は初めてここに来たときに、カバのエサやりを初体験して大はしゃぎしたのを覚えています。できるだけ檻や柵がないように設計されている施設ですが安全性は抜群なので、小さなお子さんにも安心です。

バイオパーク内には「自家製」のものに限りお弁当と水筒の持ち込みが許可されているので、家族連れでピクニック気分で行くこともできますし、園内に設置してあるレストラン「ケーナ」では、格安で美味しい料理のほか、「石窯ピザ手作り体験」も行っており丸一日居ても楽しく過ごすことができること請け合いです。

 

11月~5月までは園内のいちご園で「いちご狩り」が行われていて、動物とのふれあいや植物の観察以外の楽しみ方もたくさんあるのがこの長崎バイオパークです。
ぜひ、利用してみてくださいね。

 

長崎バイオパークHP