佐上邦久が今回語る長崎の人気グルメはチリンチリンアイスです。
「長崎に旅行に行くんだけど、なにか美味しい食べ物を教えて!」とたまに聞かれることがあります。候補はたくさんありますが、必ず挙げるのが「チリンチリンアイス」です。
生まれも育ちも長崎の佐上邦久からすると昔から大好きな超ヒット商品なんですが、帰ってくる反応からするに、他県のひとにはあまり馴染みのないものなのではないでしょうか?ほぼ100%聞き返されます。
「そもそもチリンチリンアイスってなんなんだろう?」と思う方。
「チリンチリンアイス」というのはアイスクリームとソフトクリームが合わさったもので、昭和30年ごろから販売されている歴史のある商品です。
名前の由来は、発売当時三角巾と割烹着姿の販売員さんが、鐘を「ちりんちりん」と鳴らしながら流し売りをしていたことから親しみをこめてそう呼ばれるようになったんだとか。
ベテランの販売員さんになると、アイスの形をバラの形にしてくれるんですが、子どものころやってもらってすごくうれしかったのを覚えています。
こんな風に、味と見た目、両方で楽しむことができるアイスはなかなかないんじゃないでしょうか?
デザインが可愛らしいので、小さなお子さんや女性にも人気のアイスですね。
またこのチリンチリンアイス、実は定価100円なんです。
安くておいしいので、地元民だけでなく修学旅行生や旅行客の方もよく買っていかれるんだとか。