こんにちは。相模原市シティーセールスサポーターの保田健太です。今年初めのブログも数多くのドラマが生まれた箱根駅伝です。数々の大会で素晴らしい記録を残した注目選手は多くの大学にいます。ですが、個々の力だけでは勝利できないのが駅伝です。上位校の混戦や、シード権争いも激戦が予想されました。どの大学の選手達も、多くの人の夢と想いを襷に込めて走ります。その一秒一秒が私達の心に刻まれ、明日への勇気と希望を生み出します。この伝統ある戦いに関わった、全ての方々に感謝を伝えたいです。
☆ 第92回箱根駅伝総合記録
(10位までシード権獲得校)
1 青山学院(10:53:25) 6 順天堂(11:11:24)
2 東洋大 (11:00:36) 7 日体大(11:11:32)
3 駒沢大 (11:04:00) 8 山梨学院(11:11:51)
4 早稲田(11:07:54) 9 中央学院(11:13:31)
5 東海大(11:09:44) 10 帝京大 (11:15:21)
OP 関学連(11:15:30) 16 拓殖大(11:23:54)
11 日体大(11:16:50) 17 東京国際(11:24:00)
12 城西大(11:20:06) 18 大東文化(11:28:45)
13 神奈川大(11:20:07) 19 法政大(11:31:12)
14 明治大(11:20:39) 20 上武大(11:36:46)
15 中央大(11:21:48)
青山学院が39年ぶりの完全優勝!!
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☆特集 青山学院~明るく楽しく泥臭く
昨年末も相模原キャンパスで取材させていただきました。
(11月28日、12月26日、28日)
一年前は笑顔の中にもピリッとした空気が印象的でしたが、
今回はとても落ち着いた雰囲気を感じました。何より驚いたのは、「一年経つとこんなにも表情が変わる」ということです。特に4年生は、凄く大人に見えました。
原監督への質問
昨年のチームと今年のチームの違いを教えてください。
昨年まではチャレンジャーだったのでワクワクしていましたが、今年は追われる身なのでドキドキしている状況です。主力選手が個々に成長してくれて、大学屈指の強いチームになりましたね。
月に一度の選手ミーティングは、チェックやアドバイスも全て選手同士で行っているんですか。また、毎日の管理や週間チェックはどのようにされていますか。
12年目になりますが、最初は私がミーティングに参加してやっていましたが、最近は学生同士で議論し合える仲になっています。朝一番に必ずミーティングをして、一日の行動計画をチーム全員で確認しています。そして、月一回必ず全体ミーティングを行い、目標を統一しています。
体力を付ける為に重要だと思われることを3つ教えてください。
1つ目は、規則正しい生活を行うことです。2つ目は、自分の現状・立ち位置を知ることです。3つ目は、自分の現状・立ち位置から半歩先に出来ることを繰り返し行うことです。
V2のカギは何だと思われますか。
選ばれた選手だけではなく、女子マネージャーを含めた部員全員が勝ちたいという想いを出せるかどうかだと思います。
神野主将への質問
監督の一番好きなところを教えてください。
明るく楽しい生活が出来ているので、明るいところが一番好きです。
今年のチームの良いところとカラーなど教えてください。
今年だけに限らず生活は明るく楽しくやって練習は泥臭くやるという、メリハリがあるのが青学の良いところです。その両輪でやっていけば、これからもチームは強くなると思います。
箱根へのチームの想いと、V2達成に一番必要だと思うことを教えてください。
チームの目標は優勝しかありません。勝つためには、走る選手だけでなくチーム全員が「優勝するためには自分に何が出来るか」を考えられればチームが一つになります。レース当日は、走るメンバー10人が守りに入らず攻めの走りをすることです。エースに頼るのではなく、積極的な走りを全員が出来れば優勝出来ると思います。
青山学院完全優勝おめでとう!!
重圧と試練を乗り越え、競い合い支え合って勝ち取った栄冠
往路優勝 107.5Km 5:25:55
復路優勝 109.6Km 5:27:30
総合優勝 217.1Km 10:53:25
往路ゴール 復路ゴール(総合)
1区 久保田和真 2区 一色恭志
21.3Km 23.1Km
1:01:22 1:07:35
区間賞(歴代3位) (3位)
3区 秋山雄飛 4区 田村和希
21.4Km 18.5Km
1:02:24 55:17
区間賞(歴代5位) 区間賞
5区 神野大地 6区 小野田勇次
23.2Km 20.8Km
1:19:17 58:31
7区 小椋裕介 8区 下田裕太
21.3Km 21.4Km
1:03:08 1:04:21
9区 中村祐紀 10区 渡邉利典
23.1Km 23.0Km
1:11:23 1:10:07
(7位) (区間賞)
◎ エントリーメンバー
山村隼(4年)・橋本崚(4年)・渡邉心(4年)・
村井駿(3年)・池田生成(3年)・茂木亮太(3年)
◎ 4年生
伊藤弘毅・松島良太・内村亮・安倍晃也・嶺仁志
原監督
2日間にわたり、多くのご声援有難うございました。
今シーズン、特に後半は重圧の中で過ごしたシーズンでした。全日本駅伝で優勝出来なかったことが成長に繋がり、今回の箱根の優勝にも繋がったと思います。出走した全ての選手が、それぞれの持ち味を出し100%の力を出してくれたと思います。
来シーズンに向けては、5000mや10000mのトラック競技でスピード強化の練習と、長い距離を走る練習の両方を行い、個々の走力をアップさせチーム全体の力を高めていきたいです。今後も引き続き応援をお願いします。
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☆ 相模原市優勝報告会
多くの市民がかけつけた中、加山市長より称賛の盾が授与されました。選手一人ひとりのコメントは、優勝の喜びよりも、自身の反省点や今後に向けての豊富を笑顔で語っていました。
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◎ 箱根駅伝V2祝賀パレード(淵野辺駅北口)
1月30日(土)、午後2時からセレモニーが行われ、2時50分から3時20分までパレードが開催されます。パレードは、淵野辺4丁目15番付近交差点から、淵野辺駅入口まで行われます。(荒天中止)
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2016年のテーマ
「個の色 合わせて 緑となれ」
主将・・・安藤悠哉
「それぞれの立場で各々の個性を出し個の色を磨く。そして、その色を合わせて一つになり、僕らのカラーである最高に輝く緑になる。」という意味です。
箱根駅伝3連覇に向けて一年間頑張りますので、皆さん応援よろしくお願いします!
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年末に取材させていただいた際は、数人の選手が不調で悩み苦しんでいる現実がありました。ですが、彼らは個々の強さとチームの力で乗り越えたのです。一人ひとりが自分の役割を確実に果たし、チームとして最大限の力を発揮したからこその勝利だと思います。彼らの笑顔の裏側には、競い合い支え合った苦悩の日々があります。そして、自分を仲間を指揮官を信じ抜く心が、素晴らしい攻めの走りとなり栄冠を勝ち取りました。本当におめでとうございます。
今年も3連覇に向け始動した彼らが、どんなチームを作るのか今から楽しみです。そして、4年生の皆さんお疲れ様でした。青学で培った力を新たな場で発揮し、ご活躍されることを祈っています。
今回も取材する中で、多くのことを学ばせていただき本当に感謝しています。この貴重な経験を、日々の生活の中で活かしていきたいと思います。有難うございました。
相模原市シティーセールスサポーター保田健太