津市こども食堂 研修13 | 三重県の高校教員Nのブログ

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地理歴史・公民科の教諭が、日課のランニングや史跡訪問の様子等をレポート。

 津市最大のこども食堂「けいわっこカレー食堂」のお手伝いに行ってきました。
 個人的に、前月に続く13回目の参加でした。これまでは勤務校の高校生を伴って部活動の一環として参加してきましたが、今月からは私自身は異動しているため既にその任にはなく、新顧問への引継ぎのために参加しました。
 前任校の高校生6名と再会を果たすことができて有意義でした。「懐かしい。」というには、まだ時間が経過していない状況でした。あたりまえのような、どこか空気のようなやり取りをしていたような気がします。

 園内の桜の花びらが舞う、季節感たっぷりの陽気でした。今回は来場者が多く、予定の150食を超えて167食を提供しました。今月のカレーは、津市の朝日屋さんの提供で、カレーの上に大きめのメンチカツが載っていました。
 私個人は前月と同じ、受付を済ませた来場者を屋内に誘導する仕事を担当しました。高校生は配膳や、食事後に「絵本の読み聞かせ」会場に誘導する係を担当していました。

 顔なじみの他校の高校生ボランティア(3年生)から、面と向かって、「先生、また来てください。」と真顔で言われました。社交辞令のような雰囲気を感じなかったので、正直、かなり堪えました。彼は、これまでの私の行動を評価して、正直に意思表示をしてくれたのだと思います。ありがたい言葉でした。

 こども食堂は、立ち上げるよりも継続することが難しいと言われますが、この食堂のロールモデルは見事です。この日は朝のミーティングの時点で約40人が参集していましたが、常にこれだけのボランティアを確保できるこども食堂は珍しいのではないでしょうか。しかも若年のボランティアが多くを占めることは、他の食堂からすれば羨ましいほどの光彩ではないかと思われます。
 この食堂のボランティアに参加すると、一期一会ながら様々な立場の方と話ができることが有意義でした。感謝しています。

 終了後、一週間の疲れがドッと出てしまい、少し休んでから走り始めました。
 18~20時台に、17㎞走(5分51秒/㎞)。
    [写真は、三重県津市のみどり自由学園「けいわっこカレー食堂」]
(2024.4.13撮影)