2月28日、10時30分から、平和会館洋間にて、

女性部支部長会を開催しました。

 出席者は、各遺族会女性部支部長等15名、山口佐賀県遺族会長、

荒田佐賀県遺族会青年部長でした。

 今回の審議事項は、以下のとおりで、全て原案通り可決されました。

 (1)令和6年度女性部事業計画(案)について 

 (2)令和6年度佐賀県遺族会女性部会計 収支予算(案)について

 (3)令和6年度女性部研修について

 

 今年度の女性部の事業計画については、以下のとおりです。

           令和6年度女性部事業計画

 令和5年度は、新型コロナウイルス感染症による行動制限もなくなり、

護国神社大祭や市町及び地区慰霊祭にも参列ができ、

また、女性部研修も実施することができました。

 佐賀県遺族会女性部は、英霊顕彰に励み、戦没者遺族の福祉の増進を図る

とともに、世界平和の実現に向けて女性の立場から、

また、青年部と連携し佐賀県遺族会の目的達成に寄与するため、

次のとおり令和6年度の事業を行います。

 

1 英霊の顕彰事業

  佐賀県護国神社の春の大祭及び秋の大祭へ積極的に参列するとともに、

 地区等の慰霊祭及び追悼式へ積極的に参列します。

  また、地区遺族会や青年部会員とともに慰霊碑や忠魂碑等の清掃活動等をするこ

 とにより、英霊顕彰に努めます。

2 組織活動に関する事業

  戦没者の妻の方は少なくなっており、また、女性部遺児も高齢になりつつある

 なかで、英霊の顕彰などを継続していくためには、

 組織の充実強化を図る必要があります。

 女性部会員の確保と女性の青年部会員の加入促進などを推進するとともに、

 女性部の組織強化にも努めます。

  そのため、女性部として女性部会員が参加しやすい研修を計画します。

  また、地区遺族会及び市・郡遺族会と協力し、青年部とも連携しながら、

 各遺族会の事業の実施に協力します。

  特に、日本遺族会が特別弔慰金の継続と「平和の語り部事業」の実施を柱とす

 る、戦後80年に向けた組織継承3カ年計画実現の為、本会及び青年部と連携し、

 研修会及び勉強会により組織の充実・強化に努めます。

3 遺児による慰霊友好親善事業への参加

  日本遺族会が実施する遺児による慰霊友好親善事業は、

 令和7年度で終了となりますが、洋上慰霊実施による財源確保の為、

 令和6年度で終了する地域もあり積極的に参加するとともに

 遺児の方の参加を積極的に働きかけます。  

4 佐賀県遺族会の事業等への協力について

  佐賀県遺族会が行う事業等については、女性部としても事業の推進に積極的に

 支援と協力に努めます。  

5 「平和の語り部」事業への取り組みについて

  令和6年度から、国の新規事業と認められ、予算措置が図られることとなり、

 実施に向けた研修会や勉強会も日本遺族会主催で開催されます。

  語り部活動は、戦中戦後の遺児の苦しい体験を次の世代に伝える記憶の伝承が

 目的ですので、青年部と連携し平和を語り継ぐ唯一の団体として、

「語り部」活動を進めていきます。

6 その他、本会目的達成のための事業等は、協議検討し、実施します。