令和5年11月7日から11月9日の3日間、

沖縄県摩文仁の丘にあります「はがくれの塔」と沖縄各地の戦跡を巡る

慰霊の旅を実施しました。

 まず、沖縄に到着した11月7日

那覇市内にある沖縄県護国神社に参拝しました。

 11月8日に「はがくれの塔」で、慰霊祭を行い、

英霊に感謝の祈りを捧げてまいりました。

「はがくれの塔」慰霊祭旅行団は30名でしたが、

来賓として、佐賀県議会議長の大場芳博様、佐賀県護国神社宮司の徳久俊彦様

沖縄県議会副議長の照屋守之様をはじめ、多数のご来賓にも御参列頂きました。

 

 はがくれ塔の建立に当たりましては、昭和40年ごろ、

佐賀県の遺族の皆様方からいただきました石をこちらまで運び、

礎石として埋め込まれており、御霊が安らかでありますように

願いが込められております。

 また、正面の「はがくれの塔」と書かれた大きな石碑も、佐賀の城原川の上流から

運んできており、すべて佐賀県の石で建立されております。

慰霊祭に使用した献花の白菊は、佐賀市大和町の生産農家から、

直接持参いたしております。

沖縄戦戦没者914柱、南方諸地域戦没者約27000柱が、「はがくれの塔」には、

祀られておりますが、さぞ御霊も喜んでくださったことだと思います。

午後からは、特攻艇を秘匿していた洞穴

 アメリカ軍が上陸し、捕虜になることを恐れ、

100人余りの地元の方が自決したチビチリガマ

 太平洋戦争末期、熊本県の健軍飛行場から爆撃機に分乗し、

アメリカ軍に占領された飛行場で、勇敢に戦い大きな戦果をあげた、

魏列空挺隊玉砕の地を見学し、英霊に祈りを捧げてきました。