※当ブログは、肛門周囲膿瘍や痔ろうの事を記録として残しております。下の表現が多くなりますので、ご注意ください。私自身も他の方々のブログを読ませていただき、心強くまた参考にさせていただきました。私のブログが読まれました皆様の、何かしらのお役に立てたならば幸いです。
※松島病院関係者の皆様、大変お世話になっております。ブログの記載にて不適切な表現がございましたら、速やかに対処いたします。ご連絡ください。
今日はいよいよ!大腸内視鏡検査の日。やれやれである。憂鬱でもある。
検査の前日の19時45分頃、ラキソベロン内用液をコップ1杯に混ぜて飲む。味は甘い感じ。
夜中に効いて便があるかと思いつつ寝たのだが、朝5時半頃まで特に変わった様子はなかった。さがじろうにラキソベロンは合わず効果がないのかなと思ってしまったが、1度出すと出るわ出るわ、家を出るまでに計3回のお通じがあった。
松島クリニックには10時までに行かなければならないので、家を7時55分位に出る。
京急横浜駅から各駅停車に乗換えて戸部駅に向かう。
松島クリニックは戸部駅から歩いて5分位の所にあった。
クリニックに着いたのは9時35分頃。1階の受付に保険証と診察券・問診書を提出する。
約10分待つと名を呼ばれたので2階に行く。
2階は、診察室・採血コーナー・生理検査室などがあった。
暫く待つと再び名前を呼ばれ、検査着に着替えるため更衣室に行く。
検査着は、お尻のところに切れ目が入った検査着。この検査着は6月に入院した時にも着たものと一緒。このお尻のところに切れ目がはいった検査着は、女性は恥ずかしいかもしれないが上着があるので大丈夫だと思う。
検査着に着替えたあと、同じ恰好の方達が大勢いるロビーの様な部屋に行く。
そこそこ広くソファや椅子がたくさんあった。
午前中の方だろうか、テーブルの上にはボトルと紙コップが置かれ皆飲んでいる。
暫く待つと看護士に呼ばれ問診書の確認をする。「検査中にポリープが見つかった場合には切りますか?」と聞かれたので、「切るのは痛くないんですか?」と聞いてみたところ「痛くないです」と言われたので、ガッチリ切ってくださいとお願いしてみる。
その後、洗浄液「モビプレップ」を1000ml出され、本日の説明を受ける。
ここ松島クリニックでは13種類の前処置方法があるらしい。
私が今回受けたのは「院内モビプレップ法」。
『検査当日にクリニックにて洗浄剤「モビプレップ」を飲む方法です。(モビプレップは基本的に前日の下剤の服用が不要です。)ご自宅での下剤や洗浄剤の服用はありません。引用:http://clinic.matsushima-hp.or.jp/endoscope_7.html』とのこと。
事前にネットで仕入れた情報では、洗浄液は不味くこれを飲むのが検査よりも辛い、まるで修行みたいだとの声が沢山あった。
「モビプレップ」1000mlは180mlづつ1回10分かけて飲まなければいけないらしい。
10時半から飲み始めてから計6回、11時半までを目途に飲む予定。
覚悟して「モビプレップ」を飲みはじめる。
甘酸っぱい味のスポーツドリンクの様な味で、美味しくないが飲めないこともない。
まぁ好き嫌いがある方だと辛いかなって感じがする。
同じくらいのタイミングで飲み始めた方は2杯位からトイレに行き始めるが、私が行きたい感じもない。やば!もしかして「モビプレップ」は私に合わないのか?と思いながらも飲み続ける。うむ、やはり酸っぱいし後味悪い。が、飲めないこともない。
看護師さんは『じっとしてたら便がでません!。お腹をさすったり、足踏みしたり動いてください』と声をかける。それに合わせて皆が歩き回ったり、お腹を座ったりしている。座って本を読んでいた女性は注意されていた。
同じ場所で同じようなコトをしてうちに、何だか仲間意識が芽生えてきた。
元教師のご年配の男性、ご主人が以前痔ろうで松島病院に入院された事がある女性と仲良くなった。お2人ともここで大腸内視鏡検査の経験者とのこと。いろいろ教えてもらう。
なかなか出ない便が「モビプレップ」3杯目位から出始めてきた。
1度で始めるとまるで堰を切った感じでジャージャー出てくる。
渡された紙に何杯目で便が何回出たか、そして1~5まである便のレベルを記入をしなければいけない。
「モビプレップ」を飲み終わったのは予定の11時半をまわった11時45分頃。
飲み終わるまでに5回トイレにいった。便のレベルは、3と4の間あたり。
その後「モビプレップ」1000mlのあとに半分の量500mlの「水」を飲む。水を飲んでいる間にもドンドン便が近くなり4回トイレにいく。「モビプレップ」の時と合わせて計9回のトイレになる。
水を飲み終えた事を看護師に伝えたあと、2階から3階に移動する。
ここ3階ではまず更に便を出して、出た便を看護師に見せて確認をしてもらうとのこと。便は既に水状になっている。1回目は「はぃ、もぅ1回出してね」...。2回目にしてOKをもらう。
大腸内視鏡検査初回の方へと書かれた紙があったので見ていると、浣腸の事が書かれていた。確認を行っている看護師に「このあと浣腸を行うのですか」と聞いてみるとしなくて良いとのこと。
次はいよいよ検査!
ロビーのソファで待っていると、さがじろうよりも遅くOKを貰った方が先に呼ばれているので???、暫くして名前を呼ばれる。オシッコをしてから検査室に入る。
ベッドに左をしたにして横になり血圧をはかり、そして、検査するところに移動。
さがじろうのお尻には、6月の手術以降切開が再び塞がらないように糸が付いている。この糸が検査時に引っ張られ痛くならないのか心配。この事をドクターに聞くと、皆付いていますよとの回答。そんなに付いている人は多いのかと思いつつ、左肘の裏側に鎮静剤をうたれる。
先日の手術の時の鎮静剤は下半身麻酔と合わせていたからか、効きが良かった感じがした。今回はあまりボーっとしない。でも、カメラを入れられる時に痛さを感じなかったのと、糸が引っ張られる感じがなかったのは効いていたからだと思う。
眠くならずに意識はある。残念ながらテレビ画面は見れなかったので、直接カメラが通っているのは見えなかった。左横腹が便が詰まった時みたいに圧迫感を感じたが、激痛ではなかった。
検査後は安静にするため、ベッドで横になる。
寝ている人もいるらしく、近くからイビキが聞こえてきた。
検査の結果をロビーで呼ばれるまで待つ。
カンロ飴だったかな、ご自由にお舐めくださいと飴が置かれていたので舐める。
検査の結果は、いたって問題なく綺麗とのこと。
所どころ大腸憩室症というのだろうか大腸の壁に凹みがみれたが、これは悪性でなくドクターの話しではよく見られるとのこと。年齢が高くなるにつれて多くなる老化みたいなもので、無症状のことが多く治療は必要ないとのこと。肛門付近にいぼ痔ならオデキが映るらしいが、いぼ痔ではないので映らない。
今回の検査は前処置も辛くなく検査も痛くなかったので、毎年受けても良いかと聴くと、次は3年後にとのこと。今後の松島病院の件は、松島病院に直接聞いて欲しいと言われる。
1階の会計後、お茶のサービスがあるから良ければ飲んでねとのことだったのでカプチーノを飲んで帰宅。
大腸内視鏡検査は感想は人それだと思うし、今回楽だったから次はどうか分からないけど、今回の検査はさがじろう的には憂鬱になる検査前の気分と違い、実際に受けてみると思いのほか楽だったかなだった。