平成31年2月の休みとなったある日、福岡県糟屋郡宇美町旧国鉄 勝田線跡地転用の緑道を散策中の管理人


宇美川辺りで勝田線跡地を見失ってしまったものの、OLYMPUS PEN E-PL8と共に、その宇美川に沿って「下宇美駅跡地」と思われる方向に進んでおりますと


福岡県道68号線とぶつかり、そのまま「宇美八幡宮北交差点」方向へと宇美川を渡った先で


勝田線とは全く関係ありませんが、既に店を閉められたと思しきタバコ屋を発見し


そこにあったタバコの自動販売機が気になってしまいました

(´・¿?・`)キニナルキニナル

それは何かと申しますと


マイルドセブンが240円也・・・


セブンスターも220円也・・・等と、現在の販売価格の半分程度となっていたことでありました

Σ(゚д゚;)

ちなみに、この販売価格は昭和61年5月1日から平成9年3月31日まででありましたので、こちらの自動販売機が稼働を止めてから、少なくとも22年間が経過しており、ある意味ではこの自動販売機も時代の証人とも言える存在ではないかと思いました

さて、その自動販売機を観察した後


宇美八幡宮北交差点辺りを見渡してみると、一旦は見失っていた勝田線跡地転用の緑道の案内を発見~!


どうやら旧勝田線は画像奥手の「下宇美バス停」方向から西進していたようで


それを確認すべく緑道に入りましたら


旧勝田線が進んでいたであろう宇美駅方向は、痕跡が残っていないと言うか


自然に戻ってしまったようで、跡地を確認するには至りませんでした

(´・ω・`)ショボ-ン

しかし


緑道は西方向へ続いており


道幅から考えても「旧勝田線跡地に間違いないぜ!」と思いながら歩いていると


キタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━!!!!!!

緑道に面して高くなった場所が現れまして


そこは石を組み上げて作られ


しかしながら末端部分は切り込みが入り、緑道と同じ高さになっていた上に


石の後方は盛土により、人が行き交うのにも問題がない広さが確保され


しかも盛土の前は


「下宇美バス停」を兼ねた


一般的な歩道よりも広いスペースが確保されてました

Σ(゚□゚)あっ!!

そうなんです!!

こここそ


付近の宇美八幡宮への参拝客輸送を目的に

〇1919年、筑前参宮鉄道の手により「下宇美停留場」として開業

した後

〇1936年、「宇美八幡停留場」へと改称
〇1941年、宇美竪坑と宇美八幡停留場間に設置された三菱鉱業勝田鉱業所専用鉄道運輸開始認可
〇1942年、西日本鉄道 宇美線 宇美八幡停留場に変更
〇1944年、戦時買収による国有化と同時に国鉄 勝田線 「下宇美信号場」に変更
〇1950年、「下宇美駅」に昇格
〇1985年、勝田線廃止と同時に営業廃止

という歴史を有する旧勝田線の下宇美駅跡地でありまして、1面1線のホームがご覧の様な形で保存されていたのでありますが


現役当時の下宇美駅は、画像奥手の人がいる辺りまでホームがあった模様でして、保存に際してはホームの一部に留まったそうです

(´・Д・)ソウカ・・・

それでも旧勝田線の痕跡を見れたことから


足取りも軽やかに緑道を西進再開!


梅の花を横目にしつつ


九州自動車道をアンダーパスした後


さらに西進すると


宇美町光正寺2丁目2番地まで来まして、緑道はさらに続いておりましたが、この付近には今回の「宇美町散策」の目的地があったことから、旧勝田線跡地転用緑道の散策は終わりとし、その目的地へと向かったのでありました

(^v^)

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