「私の仕事から」というお題目でしたが、作家さんのお仕事とは実際にどんなものなのと、ワクワクしていました

拍手に迎えられて登壇した林さん。
昨日松山入りしていたそうですが、美味しいお魚のお料理をいただいて、お酒も随分とお飲みになられたとか

「顔が浮腫んでごめんなさい!」と、さすがの余裕で笑いを誘って講演が始まりました


私より年上と感じられる年配の方が多く見受けられました。男性もいらっしゃいました。
新聞・雑誌と様々な媒体の連載や、自身の小説含め、多忙な毎日を送られていました。
出版社の編集者とのやり取りや、小説の登場人物像をリアルにつくるためのインタビューの苦労&面白い話。美味しい
イタリア料理とワインで釣って、ヒントを引き出すのだという話が面白かったです。
常にネタのことで頭がいっぱい

日常の中にこそたくさんのネタが転がっているらしく、自分の母親の特徴や、偶然見かけたユニークな出で立ちの人が、様々なシーンで登場するのだとか

全くの空想というよりは、そんな身近な人たちを観察しアレンジを加えて小説に落としこんでいくので、リアリティが出てきて読む人を楽しませるのでしょうね

昨年NHKでドラマ化された黒木瞳さん主演の「下流の宴」の登場人物も、前述のように様々な人の要素を拡大していったようですし、背景的にも時代にマッチしていてすごい反響を呼んだそうです。
そんな作家活動の傍ら、3.11の被災地に趣き、ボランティア活動や資金集めのチャリテーイベント・コンサートなどを仲間たちと開催し、ボランティア活動をなさっている方たちの手元にちゃんと届けるべく、バックアップ活動をなさっているようです。
講演会の後半では、立花貴さんという、やはり被災者支援や更には被災地の産業や雇用を盛り上げようと頑張っておられる方との対談がありました。
こちらの報告は、とても胸に迫り来る素晴らしい取り組みでしたので、改めてご紹介したいと思います。
林さんは立花さんの活動にも協力なさってて、著名人や有名人の仲間たちとの資金集めで、日替わりで”銀座のママ”になりすまし一人2万円のチケットを購入頂いたり飲食代で、1,500万ほどの資金も集めるという偉業も成し遂げたとか

”銀座のママ”をやってみたい人が多かったそうです

出版業界の不況を少々嘆く傍ら、たくましく精力的な展開をされています。
主婦であり、子供があり、ちょっと口うるさい夫がいる
朝のお弁当を作るという下りは、親近感を覚えました。とっても刺激的でユニークなお話を聞けたことで、元気も頂きました。
また被災地でがんばってらっしゃる方のことも思い出し、微力でも継続して出来る事をしたいなとも思いました。
