2020年の1月下旬、2年間の勤務でロンドンにいた息子に会いに行ったのが最後の海外旅行。その年の秋に、ダンナさんの親戚に会うためにロスへのフライトを予約していたけれど、そのフライトはコロナ状況下で航空会社によりキャンセルになったので、3年以上国内で動いていた私達。時差も無いし、大きなスーツケースも要らない、日本はどこへ行っても清潔感あり。。。と、もはや外国旅行は必要で無くなっていた感じでした。
が、台湾から帰った娘が、友達の家族も楽しみにしてるから台湾へ行こう、から始まり、チケット買ったよとなり。。。2年前に切れてしまっていたパスポート更新に行きました。
テレビニュースを今でも見る(笑)連れ合いが、「コロナ規制が無くなって多くの人が海外旅行をするから、パスポート申請は凄い混んでいるらしいよ」と話していたけれど、受付でまさかの「大体2時間から3時間待ちになります」と言われ。。。 ちょうどランチもまだだったし、ランチタイムでゆっくりしよう
と待合室を離れました。今とても便利になっているのは、その場を離れても、受付番号のどこまで進んでいるか
がスマホで確認できるんですねー
こんな受付票を渡され、左のQRコードをスマホで読み取ると、今何番の人が対応されているのかを表示してくれます。右のQRコードからは、メールで自分の番を知らせてくれるサービスが受けられます。良いか悪いかは別にして、こういう面では本当に便利になった世の中です。
ランチ後、あと50人待ちというところで、パスポートセンターに戻ってみました。相変わらず待合室のシートはぎっしり人で埋まってましたが、どうにか一席分見つけ、そこからまた静かに待つ、という。。。結局受付から2時間半を回り、やっと番号を呼ばれました 因みに、これ平日の話です。 申請が終わり、その場を出たのは受付からほぼ3時間後。始めに受付で2時間から3時間の待ち時間、と言われたのは、本当にその通りでした。少し上乗せした数字だろうと思っていたのが、見事外れました(笑)
新しいパスポートは約一週間で出来上がるようですが、受取りもなかなか大変そうで。。。日曜日は混雑して軽く1時間はかかるそうなので、平日を勧められました。受取りももちろん平日に行くことにします パスポート申請は、平日でこれだから、日曜日だったら一日掛かる覚悟が必要ですね
そう言えば、パスポート申請に必要な書類に戸籍謄本があります。(因みに、パスポートが有効な場合は、更新の際に謄本は不要) 以前は抄本でも良かったのですが、今年の春から謄本一本になったそうです。謄本は抄本よりも少し高いですよね 塵も積もれば、なので、各種税金の徴収の他にも、このようなところでも、国の財政が潤うように、なのか。。。と、これはちょっと穿った見方でしょうか?笑
そして、パスポート料金も高くなりました。現在5年旅券が11,000円(収入印紙9,000円+東京都手数料2,000円)、10年旅券だと16,000円(収入印紙14000円+東京都手数料2,000円)だそう。(因みに、アメリカやイギリスも似たり寄ったりで、日本より少し安い程度の料金でした。)
さらにビックリなのは、もし申請して6か月以内に受取が無かった場合は旅券は失効となり、再度申請する時には東京都手数料が通常の2,000円に加えて6,000円が掛かるそうですから、要注意です それでも日本では受け取りがなく、未交付のパスポートが年間約一万件あるそうです。そして、その手数料に対してはしっかり私達の税金が使われてしまうらしく。。。料金を払うのが、パスポート申請時でなく、受領時なのでそんな問題も出てきてしまうんですね。。。
取りに行かないのはその人の自由意志として、申請時に料金を支払う、というのが良さそうに思いますが、どうなのでしょう。
パスポート申請、他に何も用事を入れていない一日だったので、焦ることなく済みましたが、そうでなかったら、途中で退散となっていたはず。パスポート申請は今の時期、「時間に余裕を持たせて、他に用事を入れない」が必須
と実感しました。