戦後75年経った今でも、慰安婦問題は解決していません。戦争を経験していない私達は、戦争を経験した人達が伝える様々な話から想像するだけで、あまり良く把握されていなかったり、時と共に関心が薄れたりする面もあるように感じます。
今回ブログに載せる動画は、沖縄出身の我那覇真子さんとスコットランド系アメリカ人のマイケル・ヨンさんがカリフォルニアのグレンデールに設置されている慰安婦像を訪れた時のものです。
これまで私は、そういう非人間的な暴力的なことは大方あったのだろう、それに対してはきちんと国が謝罪しなければならないし、戦時と言えこのような惨事は二度とあってはならない、と思っていました。(戦後の洗脳、日本が悪い。。。) でも、この慰安婦像設置の裏には、政治的な力、それも思ってもなかったC国が糸を引いていて、コリアと日本の問題以上の内容をはらんでいることを知りました。コリアが日本を攻撃しているように見せかけて、実は裏で操っているのがC国だとは。。。
慰安婦像は世界のあちこちに設置されているのも解りました。韓国内ではなんと100体とか。目的は?賠償要求、そして国同士の対立を激化させること。マイケルさんが、世界で日本を嫌いな国はどこか解る?と聞きます。C国、コリア。。。他には?(どこだろう???と考えていると、3番目は日本、自国でした 笑)。彼は東南アジアを回って調査をしてきて、多くの国が日本に好意的だったと話しています。(アメリカを嫌いな国は?と聞かれたら、冗談交じりに、考えなくても何十もの国名が出てくるだろう、と。 笑) 日本が好かれていたり尊敬されているのは何故? 第二次世界大戦で日本が戦ってくれたおかげで植民地から解放されたから、と。ヨーロッパの帝国主義時代、その頃の先進諸国はアフリカから始まり、アジアの国々を傍若無人にも奪い、対抗する武器も持たない国々を植民地にして、現地の人々を奴隷同然に働かせた。マイケルさんが調査した時に解ったのは日本がアメリカと戦ってくれたからこその、今の自国の自立がある、というのが、東南アジア諸国の思いだったそうです。
日本は戦争を回避する道を望んでいたけれど、植民地になるか❓さもなければ戦争か❓の2択しかない中、勝ち目はないかもしれないけれど言われるままに植民地になるのは耐え難い、命を落としても国の名誉、そして出来れば存続のために戦う道を選んだ。日露戦争で技術的な優秀さを見せた軍艦もある、戦闘機も兵器もある、アジア諸国にはそれらを持つ国が無く、隷属するしかなかった。
前の話に戻すと、日本を嫌っている国の上記2か国。C国がK国を使って、日本を攻撃しているという話でした。マイケルさんは日本人の国民性がナイーブですぐに謝る性質に触れて、そこを突いて、「もっと強く出れば、謝って賠償するだろう」というやり方を使っていると指摘していました。マイケルさんは、また冗談交じりに「C国やK国に対して謝りなさい、という国があるか?」と。もちろん!無いですね(≧▽≦) NPOそして日本政府は財団法人「女性のためのアジア平和国民基金」(略称:「アジア女性基金」)を通じて、これまでに多額の金額をK国に送金したり、謝罪の意を示してますが、相手がもっともっと、と要求してくる性質だと終わりがない。マイケルさんは日本はもっと自信を持って欲しい、と話しています。アメリカに入ってきた移民の中で一番成功したのは日本、第二次世界大戦のヨーロッパ戦でアメリカ人として戦った日系人の部隊はアメリカの軍の中でも最高の名誉を持っている、だから、敗戦によって自信喪失したままになって欲しくない、と日本人を激励しています。
動画の始めに、グレンデールに住む市民が割り込んできますが、この方はアルメニア系のアメリカ人。アルメニアはオスマン帝国時代に19世紀末から20世紀初頭にかけての虐殺を経験した歴史があるので、今でもオスマン帝国を継承したトルコへの憎しみが激しいです。そして、グレンデールに何故慰安婦像が?という背景があります。普通アメリカの市長が設置を許可しないだろう、と考えますが、それまでのウィーバー市長が設置に反対していたのに対し、韓国人団体の設置要請にOKを出したのが、アルメニア系アメリカ人クインテロ市長だったのです。全くの政治的な意図しかないです。この像を立てることによって、自分達の虐殺のことを、そしてトルコがどんなに悪い国であるか、を世界に知って欲しい、という事らしいのです。韓国と日本の関係を、自国とトルコに置き換えて、詰まるところ自国の災難をアピールすると共に日本のイメージも落とす、という結果になります。
慰安婦像設置で良いことなど一つも生みません。このようにHate 憎悪を生み出すだけですね。カリフォルニアに住む日本人の数は、韓国人に比べて少数であること、今暮らしている日系人も3世・4世が多く、生まれ育ったのはアメリカで、日本の戦争に直接関わりが無い、ということで、少数ながらも在住日本人が慰安婦像撤去の訴訟を起こしても、敗訴となってしまっています。この問題は難しく、国同士という他に、女性への人権問題と見なすこともできるトピックでもあるので、今の時代は特に再度の訴訟をしても敗訴をもたらしたのだと思います。
慰安婦は20万人いたと像の石碑に書かれているそうです。数万から20万人、と人数の幅があるのも、C・K国側のプロパギャンダで数の操作があるのだと思います。慰安婦に限らず、婦女子への暴行やレイプは、多分どの戦争にもあります。第2次世界大戦の終わり、ドイツが降伏を決めた前後で、ロシアが侵攻してきた時も、オランダ、ポーランド、あの辺りの国々では数多くの女性がロシア兵に暴行・レイプされました。戦争は人間の精神を異常にしますから、非人間的なことでも平気でやってのけます。慰安婦を作り上げたこと、そして暴行・レイプがあったことには怒りしかないですが、その様なおぞましい歴史を繰り返さないためにも、戦争はしない。そして、戦争後のプロパギャンダに乗った憎悪を掻き立てる慰安婦像などの負の遺産は残してはいけない、と強く思いました。
動画は長いですが、お時間のある時に是非ご覧になって頂きたいです。