去年暮れ、息子がオンライン忘年会でのゲームで2等を当てて、その賞品が松坂牛🐂
焼肉で美味しそうだね、と話していたのは、賞品が届くまででした😰 包装紙を開けると、犬とか猫の血統書🐈🐱みたいな証明書が入っていて。。。松坂牛のAランクの証明と飼育員たちの写真も添えられていました。
普通に牛肉用にされている牛たちも、本来であれば、屠畜されなければ10倍の年数を生きれるそうです。つまり人間が80歳まで生きて、上記の牛のライフサイクルを当てはめると、8歳で一生を終えることになりますねー

屠畜される牛達は、最後の出荷日にトラックに乗せられますが、乗るのを嫌がって引き返そうとしている、そんな場面をテレビで見たことがあります。涙を流す牛もいるそうなので、危機的場面ということは感じているはずで、恐怖によって体内の化学反応により毒素が出るとも聞いたことがあります。
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さて、賞品が届き、1ヶ月冷凍庫に貯蔵のまま。松坂牛への食欲はゼロになった私
は食べようと言い出せなくて。。。先日子供達2人と夕食を一緒にする晩、ついに焼肉になりました。りりかちゃん、ゴメンね


私のそんな感情を話してしまったら大喜びしている子供達も興醒めだろうし、と自分の気持ちを押し殺して4人が食卓を囲みました。ダンナさんはお肉を食べない人なので、セーフ
私もベジタリアンを公言しておくんだった
「あまりお腹空いていない」と言っても、多分遠慮しているのだと思った子供達は私のお皿にお肉を乗せようとするので、「小さいのにして」というのが精いっぱい。そして小さく切った肉片を頂くことに😭 この時点で、悲しくて心の中は涙で一杯
でもお皿の上のお肉を捨てたら、りりか号の命を無駄にすることにもなるし。。。犠牲になってくれた命を捨てるのも申し訳ない。。。と葛藤を感じながら、心から感謝して頂こう、と思いました。今までお肉を頂くときに、こんなに感謝をした事はなかった。お肉だけでなく、全ての食材が命を途中で絶って、私達人間に与えてくれる、とよく言われることだし頭で知っていたけど、私はこの時身体でそれを理解しました。



アメリカの学校では動物が生肉になるまでのビデオを見せることもあるそうで、そこからベジタリアンへ転向する人達も少なくない。それは解るなぁー
PLANT-BASED LUNCH といってお肉をランチメニューに入れない学校も、まだ数は少ないけれどありますね。娘が行っていた高校は、ベジタリアン用のメニュ―があって、例えばハンバーガーのお肉の代わりにポートベロという肉厚で大きいキノコを使っていました。普通のマッシュルームより価格はお高いけど、とっても美味しいキノコでした。


子育て中はお肉料理中心の我が家だったけど、今ではほとんどお肉を取らない私
これからは同じ哺乳類のお肉は自分では買えないと思います。

牛肉の消費量が人口増加で非常に増えて、牛の数も世界で爆発的に増加。牛のゲップがメタンガス排出で地球温暖化に拍車をかけているとも言うし、人間の肉消費量を減らすことは地球環境🌏にも貢献する。(牛の4つの胃袋のうち、一つ目の胃袋内にいる微生物が消化を助けているそうだけど、その過程でメタンガスが作られてゲップとして排出されるらしい。また、1キロのお肉を生産するのにかかるエサは7キロ必要ということなので、将来予測されている世界人口増加による食糧難を考えても、人間が牛肉消費を減らしていくのは理に適ってますね

肉は元々スライスされた食べ物、でなく、私達と同じ、口も鼻もあって、目も耳も二つ持った、身体を持った生き物から来ているのだということ、忘れてはいけないですね。
松坂肉、そんなわけで私の中では美味しい、感激
とはなりませんでしたが、小さな子ども達は特に、野菜だけだと栄養的に偏るとも言われているので、お肉を頂くときは感謝を忘れないようにして欲しいです。私は今後、他の人との会食で場の雰囲気を壊したくないなど余程のことがなければお肉は控えて行こうと思います。でもお肉を食べたい時は、老若男女、命を頂くことへの感謝を「いただきます」の言葉に込めましょう

