聖パトリックデー そして、アイルランド人のDNA? | chopinのブログ

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3月17日日曜日はSt. Patrick Day 聖パトリックデーでした。パトリックは紀元4世紀頃に、アイルランドにキリスト教(カトリック)を広めた司教で、この日はイギリスやアメリカ、カナダなど、そして今では日本の大都市でもパレードが開催されます。 父・子・聖霊の3位一体を示すシャムロック(アイルランド語)=三つ葉のクローバーがあちこちに飾られますクローバー
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プレーグループでもクラフトを作りました照れ

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アイルランドアイルランドは日本から遠い国で、あまりその国の事が知られてないですが、NYにいた頃はアイルランド人の人口もあり、よく、警察官にアイルランド人が多いよ、ということを聞いたり、POTATO FAMINE(ジャガイモ飢饉) というあちらの歴史では重要な出来事もみんなよく知っていました。19世紀中頃、ジャガイモの疫病で庶民にとっては staple food (主要な食べ物)であったジャガイモが収穫できずに、何と5年間ほどの間で100万人以上の餓死者が出て、200万人以上がイングランドをはじめ、アメリカなどの海外へ移住していった、という歴史があります。(アイルランドが食糧難であったのにも関わらず、イングランドの政府は食料を輸出させていて、アイルランド人の飢餓を増幅させたということがあり、双方の軋轢は深いものがあったようです。20世紀終わりに前ブレア首相が正式に謝罪。)

 

この冬にイギリスに行ったとき、友人がアイルランドの北は言語がわかるけど、南はネイティブでも解らない、と話していましたが、アイルランドの北の一部分はイギリスの領地だったんですね。アイルランドは北の領地も自国のものと主張していたけれど、20世紀最後にイングランドとの協定で手放したようです。

 

POTATO FAMINEで海外に出たアイルランド人は、前出の警察官の他に、政治の世界にも進出して、ケネディー家はそのよい例ですね。今回のイギリスの旅で、リバプールに足を延ばしました。ツアーガイドが、アイリッシュ(アイルランド人)が如何に音楽的才能青音符に恵まれているか、を話してくれました。その後会った友人に、その話をすると、その通り!!と。 彼女のダンナさんもアイリッシュの血を引いていましたが、イギリス人には、アイリッシュ=音楽の才能 は周知のことだったようです。リズミックなアイリッシュダンスも有名だし、何とこの4人もアイリッシュの血を引いていました。世界で知らない人はいないビートルズですね。リバプールの港近くに立つ銅像です星

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ロックやミュージカルの分野を見ても解るように世界でも先駆的な動きをしてきたイギリスですが、アイルランド人のDNAが大いに寄与しているみたいです。世界の7つの海を制した、という時代があった大英帝国のパワーの下では、歴史的にとても苦労の多かったアイルランドという国ですが、世界に貢献しているものはとっても大きいんですね。アイルランド人のDNA、音楽的センスが、如何に私達の生活に潤いを与えてくれていたか。。。ピンクハート そのDNA,欲しいですハート(笑)