市民の声ねりまの区政ニュース 年4回発行の IBUKI という機関紙に、胃がんX線 検査がなくなるかも。。。という記事が目に留まりました。結構な量の白い液体を飲まされて、検査台に乗っての検査がなくなったら、どんなに良いか、と思っている人たちは沢山いるはず。
医療被曝にも触れていて、一回のバリウム検査で受ける被ばく線量は、普通の胸部レントゲンで受ける被ばく線量の数十倍から百倍。他の分野では上限が定められている被ばく線量は、何と医療では「上限なし」なので、本当に怖いです
例えば、福島の原発で働いている人たちが被ばく線量以上にならないように勤務時間が制限されていても、医療における検査ではいくらでもOKというのですから。。。
毎年検査を受けて、それがマイナスに働かないかなあ?という疑問も持ってしまいます。因みに私は。。。最後に検査したのはいつだったか。。。(゚ー゚;
記事では、皆が嫌煙してしまうバリウムの検査が、内視鏡検査にシフトしつつ動きを伝えています。厚生労働省がガイドラインを改定し、練馬区では今年から内視鏡検査が導入される動きになっているそう。でもすぐに、万人に、というわけではなさそうで、年齢が50歳以上、前年度に内視鏡検査を受けていないこと、X線検査が困難な場合、に限られているそうです。
あまり知られていないことは、バリウム検査は日本で開発され、今では日本でしか使われていない?とも言われています。バリウム検査では実際は正確ながんの位置の特定が出来ない、放射線被ばくの副作用がある、ということで、欧米では体への負担が少ない内視鏡検査が主流のようです。 一生涯に100ミリシーベルトの放射線を浴びるとがんのリスクが上昇、ということもあり、毎年区からの検査書類が送られてくると、自動的に検査に行ってしまう、ということについては、個人の責任に於いて検査を受ける、受けないの選択をしなければならないんだと思います。
因みに内視鏡は、胃カメラ、ファイバースコープ、ビデオスコープ、ハイビジョン内視鏡システム、と、精密かつ体に負担がないように開発されてきて、今では痛みを感じないように注射をして、眠っているうちに終わり、という楽なものになっているようです。