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SafetyManagement株式会社 代表取締役
井上 貢(いのうえ みつぐ)です。
普段は、ファイナンシャル・プランナーとしてお客様よりお金にかかわる様々なご相談や、
住宅ローンアドバイザーとして住宅ローンに関するご相談を承っています。
３月も下旬に入り、だんだんと暖かくなってきましたね。
ただ日が沈むと、とても寒いので、毎朝の服装選びに悩みます。
また、毎年この時期になると花粉にやられていますが、何故か今年は多少の花粉は感じますが、まだあまり花粉の影響を感じずに過ごせています。
さて、前回は「金利」のお話をしましたが、
今回はその続きで、「金利」を２つの種類に分けていきます。
「金利」を「固定金利」と「変動金利」に分けて、
その違いを考えていきましょう。
『「固定金利」と「変動金利」の違いは分かるよ』と思った方は多いかも知れません。
ただそれは勘違いの可能性が高いです。
多くの住宅ローンのご相談をうけていますが、
「固定金利」と「変動金利」の違いを正しく理解している人は、
ほとんどいません。
そしてこの勘違いはとても大きな失敗へ繋がる可能性があります。
話はちょっとそれますが今、住宅ローンは過去最低の金利水準で、
今組もうとされる方、又は借換を検討される方が多いので、
住宅ローンを例に「固定金利」と「変動金利」の違いを見ていきましょう。
まず、「固定金利」です。
「固定金利」とはその名のとおり「金利」が固定しているものです。
返済期間中に「金利」が変わるものもありますが、
その「金利」が最初の段階で確定している場合は「固定金利」の仲間です。
最初に「金利」が決まっていると、月々の返済額やいつまで返済するかが決まります。
ここが「固定金利」の最大の特徴です。
では、「変動金利」は、、、
「変動金利」とはその名のとおり「金利」が変動します。
そのため、将来の金利によって、月々の返済額やいつまで返済するかが変わる可能性があります。
たまに、『３年固定、５年固定、１０年固定の住宅ローンは「固定金利」ですか？』
という質問を受けますが、あれは固定金利ではありません。
○年間は固定されていますが、○年後には変動します。
○年後の金利は誰にもわかりません。
なので変動金利ですね。
話がややこしくなってきましたが、
ここまできて皆さんはこう感じているでしょう。
『で「固定金利」と「変動金利」とどっちが得なの？』
次回はここをわかりやすくご説明します。
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