魂の法則より
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*新ドイツ医学を宣言したドイツの医師、ライク・ゲールト・ハマー(Ryke Geerd Hamer)の推論も思い出されます。
ハマー医師によれば、癌やそれと同等な病気は全て、独りで経験しなければならなかった極度の感情的トラウマから発症するそうです。そして、トラウマの種類によって、癌が発症する器官が異なるそうです。それに、感情の葛藤があると先ず脳に影響して、そこで一種のショートを起こし、それから、その脳の部位に対応していた肉体領域が病気になるとのことです。また、原因となった感情的トラウマを解消すれば病気が治癒する、と主張しているのですが、この医師の言っていることは正しいのでしょうか。
100%ではないが、彼が言っていることはかなり正しい。全ての病気が感情的葛藤から生まれる訳ではないのだが、大半はそうなのだ。


*では、感情の葛藤を解消すれば病気を治せる、ということについてはどうですか。
それは正論だが、葛藤を解決できるためには、本人にかなり深い変化が起こらねばならない。「エゴ的感情」にしがみついたままで、感情を抑圧し続ければ、一つの病気が治っても、また別の病気になる。それは、特定の葛藤を解消できたとしても、同じような「エゴ的感情」を引き起こす別の葛藤が再び現れてしまうからなのだ。こうして病気の根本的な原因に行き当たる訳だ。
本当に病気を発病させる原因とは、我欲とその顕現形態なのだ。そして、治癒効果があり健康にするのは、愛とそれを表現することなのだ。これは、確実に断言できることだ。


*しかし僕たちには、大なり小なり、そういうことが起こるのではないでしょうか。つまり、ほとんどの人に、憤りや悲しみや攻撃欲を目覚めさせて不機嫌にさせるような物事が、人生では色々と起こるのではないでしょうか。
僕は、感情の抑圧についての説明がかなり自分に当てはまると思いましたが、癌に罹っていないのはなぜでしょう。
確かに、君たちは時々病気になるのだが、癌のように本当に重い病に罹るには、感情的な不快感に「囚われて」いなければならない。囚われるというのは、不快感が恒常的な固定観念に変わり、「エゴ的感情」に支配されるがままとなり、相当長い期間そのままの状態でいるという意味だ。長いこと、眠りの妨げとなる場合もある。
また、そういう感情を発散させたり表現する、全ての手段を抑制した場合である。


*では、癌になり易い性格というのがあるのですか。
そうだ。「エゴ的感情」(憤り・憎しみ・悲しみ・怖れ)に流される人と、感情の授受や表現が抑圧されていると感じている人だ。


*それなら、病気は、物事に正しく対処しなかった罰だという結論になりませんか。
罰ではなく、内的な感情的苦痛の結果である。
病気を生み出すのは当人であり、癒せるのも当人である。そのために、魂の本当の姿を抑圧せずに表明して、我欲から愛へと自分自身を変化させるのだ。


*でも、もう苦しんでいるのに、そのような重い病になることには、どういう意味があるのですか。苦しむだけで充分ではないですか。
肉体の不快感は、内面の不快感の反映だということに気づきなさい。
この場合、肉体的な病気は、当人に内面の病を気づかせ、変化を促すためのアラーム音のように作用する。


*でも当人が、肉体的な病気が内面の病と関係していると連想できなければ、どう自己変革できるというのですか。
肉体的な病気は、内なる魂を出現させまいとする頭脳の防壁を弱めるので、自己の感情のみならず、他者の感情や苦悩についての感知力が高まるのだ。そして、これが、人に変化を促すのだ。



つづく


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