防犯カメラ 犯罪初期対応に効果
町田市内全市立小・中学校
設置後半年で一定の抑止力、さらに求められる総合的な対策
町田市内の小中学校の全校(小学校40校、中学校20校)に防犯カメラが設置され6か月が経った。校門などには「防犯カメラ作動中」の看板も立ち、町田市教育委員会は「不審者侵入など犯罪に対する抑止として威力を発揮している」と話している。また不審者に対する初期対応の一助になっているという。
これは昨年、補正予算に組み込まれた「市民協働のまち」事業の中で安全・安心の取り組みの一環として位置づけられたもの。
各校への防犯カメラの設置は昨年末までに全ての学校で完了した。通常、防犯カメラ4台とモニター3台、記録装置1台が設置されていて、死角が多い学校には防犯カメラを1~2台増やしている。モニターは職員室や校長室、事務室などに置かれ、24時間作動し、記録内容は1週間で更新される仕組み。モニターは4分割され常時確認することができる。記録内容は各校長が管理し、パスワードがなければ再生することができない。また警察などから画像の提出を求められた場合は手続きに従って行い、児童らのプライバシーは保護されるという。
市教育委員会は「校門などに『防犯カメラ作動中』の看板を掲げているので、犯罪抑止にもなり、児童らも安心していると学校現場から聞いています。今後は各校から要望を聞いて、対処できるものは行っていきたい」と話している。また不審者が来校した場合、学校側からすぐに声を掛けられるようになったとも話している。
ただし防犯カメラは不審者に対する初期対応の一助とはなるが、子どもたちの安全を守るため不審者侵入など犯罪に対する総合的な対策の構築は今後さらに求められる。