マリモ:盗難防止、監視カメラ設置--阿寒湖 /北海道


 釧路市阿寒町の阿寒湖で昨夏、国の特別天然記念物のマリモが大量に盗まれた事件を受け、同市教委は25日、同湖のマリモ群生地を監視する防犯カメラを設置した。


 現場は雄阿寒岳のふもとに位置する小さな湾。昨年7月26日と8月3日、湖底に堆積(たいせき)する「糸状体」のマリモがえぐり取られたとみられるくぼみ計26カ所が発見された。同市教委はその後、地元の協力を得て巡視態勢を強化。現在までに新たな被害は確認されていないが、さらに抑止効果を狙ってカメラ設置を決めた。

 25日は阿寒湖畔エコミュージアムセンターの若菜勇専門員らが小型船で現場に向かい、岸辺の木にカメラを固定した。設置台数は「極秘」。若菜専門員は「これで犯行が少しでも減ってくれれば」と期待を込めていた。


防犯対策