2週間ぶりに関西に参りました。

大阪・梅田の辺りにだいぶ慣れてきました。
梅田の地下街ってすごいですね。
JR以外に阪急・阪神電車・・・
何叉路あるん?というくらい、最初は道に迷いました。
が、3月以降、頻繁に来ているので、さすがに慣れました。

私の親戚も関西に多くいますので、ご先祖さまのお導きやご縁があるのでしょう。
ちなみに、「伊賀」という名前、瀬戸内や香川県でも多くいらっしゃいます。
それでも全国3,000人弱の苗字、ありそうで無い珍しい名前みたいです。


さて、先日、兵庫県でお知り合いになったジャーナリストの方から取材を受けました。
今回の橋下代表の発言についてのものがメイン。
正直、マスコミ報道は面白おかしく表現して、読者や視聴率を取りたいのが本音。
維新の支持率を恐れて、各政党がこぞって批判の展開。
みんなの党に至っては、選挙協力を解消しました。
各人の対応はそれぞれが考えれば良いことですが。


今回の騒動に関する私の見解。

① ハッキリ、モノを言える政治家がどれだけいるのか?


多くの有権者と話す中、総論的には
橋下代表は正論を言っているが、誤解を招く言い方だった部分はもったいない

確かにそうかもしれませんね。
でも、皆さまにご理解いただきたいこととして、
今までの日本の政治家が保身的すぎた為に、外交問題では日本が弱い」ということです。
政治家だからこそ対外的に発信できる訳だし、影響力があるのです。

マスコミの報道の仕方が最初の混乱を招いているのが事実。
「女性軽視」と言っている政治家がいますが、反論するならしっかり橋下代表の発言や意図を聞いてください。
勉強してください。
そして、在日米軍の沖縄での数々の問題に対して、代替案をもって反論すべきです。
自分の意見も無いのに批判だけする方が多いですが、全く建設的ではありません。

慰安婦の問題についても、過去の事例を挙げて「日本だけが批判される」ことに反論しています。
当時、慰安婦については新聞でも募集があり、世界の多くの国で同じ事が行われていた訳です。
現代においての話では無いことは、周知の通りです。
それを「許せない」と主張する他政党の方々は、単なる政治的パフォーマンスにしか見えません。



② みんなの党との選挙協力の解消について


今回の橋下代表の発言の経緯は上記の通り。
その上でみんなの党が選挙協力を解消するのは、一時的な民意への迎合と見えます。
「ぶれない、曲げない、崩れない」と言うのは、理念や政策のことではないのですか?

もし、「何が何でも自分たちの政策を実現したい!」という熱意があるのであれば、
野党の力を強めるなり、政策連携を維持すべきです。
単独野党では何もできません。

今回の解消を見る限り、みんなの党の信念がどこにあるのか、甚だ疑問です。
政治の世界は、「数は力なり」。
議員一人が貫くだけでは実現はできないし、いろんな協力は必要なのです。
誰もが必要な政策であれば与党とも連携するし、違うと思えば反対すれば良い。
理由も無く「何が何でも反対」というのは、賢い方法だとは思えません。


③ 都議選への影響

選挙協力を解消する理由として、みんなの党の女性候補たちの嘆願があったようです。
都議選は、各区で激戦が予想されるので、協力無しでは共倒れするだけです。
先の衆議院選挙の反省が全く活かされなくなります。
方向性が違う」と言うのであれば、なぜ最初から組む話があったのでしょうか?
今頃になって理由をつけても、すべては後出しジャンケンです。

地方自治(首長)経験者の多い 日本維新の会 と、ほとんど皆無の みんなの党。
地方分権」という政策を唱えたとき、現場を知る人と知らない人どちらの想いが強いのかは明確です。

とはいえ、同じ方向性で政策一致させているのだから、実現に向けて何をすべきか考えるのが当然。
「国のため、国民の為に何ができるのか」
本質を見失っていませんか?