#読ぞう です!

前回の#読ぞうで書いた「かえるの楽園」はほんとついこの間読み終わった本だったのですが、今回は新婚旅行の飛行機の中で読んだ本。
4ヶ月くらい前に読み終わっている本なのでゆっくり思い出しながら、時折ページをめくりながら書いていきますね。



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星がひとつほしいとの祈り

原田マハ 著



20代から50代までの女性を主人公としたオムニバス小説。


椿姫
夜明けまで
星がひとつほしいとの祈り
寄り道
斉唱
長良川
沈殿橋

の、全七篇。



それぞれの主人公の人生におけるその瞬間を切り取ったお話なので、基本的に何かが解決するとか、はっきりとした結末があるとか、そういったものではないです。
ただひっそりと、読み手(主に女性)の心に寄り添ってくるような物語たち。
読み終わった時にほんのりと、でも確実な温もりを感じました。

どのような状況下であっても懸命に生きる女性たちに、少しだけ勇気付けられたような。そんな感覚です。